タグ:研究
-
軟X線自由電子レーザーをナノサイズに集光するシステムを開発――KBミラーと回転楕円ミラーを組み合わせたハイブリッド型 理研など
理化学研究所(理研)は2019年10月2日、東京大学と高輝度光科学研究センターと共同で、軟X線自由電子レーザーをナノサイズに集光できるシステムを開発したと発表した。 軟X線は、波長が1~30nm程度の光を指し、試料…詳細を見る -
均一で結晶性が高い蛍光性炭素量子ドットの合成に成功――植物の種を加熱分解するだけ
横浜市立大学は2019年10月1日、東洋大学との共同研究の結果、天然物である植物の種を加熱分解処理するだけで蛍光性炭素量子ドット(CQD)の合成に成功したと発表した。 合成方法は、植物の種を500℃で3時間加熱分解…詳細を見る -
伸縮・折曲できる振動発電素子を実現――NIMSと産総研、静電気を貯める液体を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年9月30日、産業技術総合研究所と共同で、静電気を半永久的に貯められる液状のエレクトレット材料を開発したと発表した。 エレクトレット材料は、電極との距離の変化で電圧を発生でき…詳細を見る -
1nm級固溶合金の連続合成が可能な量産化技術開発――触媒や電子材料、光学材料、磁性材料などへの応用に期待 フルヤ金属と京都大学
科学技術振興機構は2019年9月30日、フルヤ金属と京都大学が共同で、これまでは安定量産化が困難とされてきた数ナノメートルの固溶合金の連続合成が可能な量産化技術を開発したと発表した。 従来の固溶ナノ合金の量産手法で…詳細を見る -
温度で光の透過量が変化する液晶複合材料を開発――室内への太陽光侵入量を電力無しで調整できる省エネ窓ガラスなどへの応用に期待 産総研など
産業技術総合研究所(産総研)は2019年9月30日、神戸市立工業高等専門学校および大阪有機化学工業と共同で、温度変化によって透明度と光の前方散乱強度が同時に変化し調光ガラスに応用可能な、液晶と高分子の複合材料を開発したと…詳細を見る -
素粒子ミュオンで透明半導体IGZO中の不純物水素の局所電子状態を解明――微量な水素の振る舞いが明らかに KEKら
高エネルギー加速器研究機構(KEK)は2019年9月27日、東京工業大学と共同で、ディスプレイ用として広く使われている透明半導体IGZO(イグゾー)における微量の不純物水素の振る舞いを明らかにしたと発表した。 IG…詳細を見る -
分子の振動を一網打尽に観測できる光学技術を開発――赤外吸収スペクトルとラマン散乱スペクトルを同時計測 東大
東京大学は2019年9月27日、1つのレーザーを用いて赤外吸収スペクトルとラマン散乱スペクトルを同時に計測できる分光法「相補振動分光法(Complementary vibrational spectroscopy)」の開…詳細を見る -
独自開発の触媒を用いて高価な重水素を安価な原料から製造――ギ酸と重水を原料とし特殊な重水素の選択的な作り分けに成功 阪大とJST
大阪大学は2019年9月25日、JST戦略的創造研究推進事業において、同大学の研究グループが、独自に開発した触媒を用いて安価なギ酸(HCOOH)と重水(D2O)を原料として、高価な重水素(D2およびHD)を選択的に作り分…詳細を見る -
発電細菌を使った微生物燃料電池システムを共同開発――電源として、CO2センサーの駆動に成功
農研機構と旭化成エレクトロニクスは2019年9月24日、微生物燃料電池(MFC:Microbial Fuel Cell)と、MFCが発電した電力を効率的に回収するエナジーハーベスタを組み合わせたMFCシステムを共同開発し…詳細を見る -
固体物理蓄電体の電子吸着部分の形状の制御に成功――アモルファス金属と二酸化炭素ナノバブルを利用 東北大学
東北大学未来科学技術共同研究センターは2019年9月20日、次世代電気二重層キャパシタである固体物理蓄電体の電子吸着部分の形状を制御することに成功したと発表した。 今回の研究は、東北大学工学部創造工学研修(工学部1…詳細を見る