タグ:研究
-
半導体原子シートである遷移金属ダイカルコゲナイドの新たな合成機構を解明――単結晶原子シートの大規模集積化合成にも成功 東北大学
東北大学は2019年9月10日、原子オーダーの厚みを持つ半導体原子シートである遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)の新たな合成機構の解明に成功したと発表した。 TMDはモリブデン(Mo)やタングステン(W)などの遷…詳細を見る -
ディープラーニングの演算量を大幅に軽量化する技術を開発――独自のチャネルプルーニング技術を発展 NEDOと沖電気
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年9月9日、沖電気工業(OKI)と共同で、ディープラーニングモデルにおいて、認識性能の劣化を最小限に抑えながら演算量を大幅に削減する技術を開発したと発表した。 …詳細を見る -
マテリアルズインフォマティクスを活用してリチウム電池の高性能負極用有機材料を発見 慶應義塾大と東京大
科学技術振興機構(JST)は2019年9月6日、慶應義塾大学と東京大学の研究グループが、マテリアルズインフォマティクス(MI)を活用して、世界最高水準のリチウム電池負極用有機材料を発見したと発表した。 電池の省資源…詳細を見る -
ナノサイズの分子の歯車が噛み合い、回転が連動する様子をSTMで観測 奈良先端科学技術大学院大学ら
奈良先端科学技術大学院大学は2019年9月5日、オハイオ大学と共同で、隣接させて配置した2つの歯車状の分子が、実際の歯車のように互いに噛み合って逆方向に回転することを発見したと発表した。分子のような非常に小さな構造体で、…詳細を見る -
電子の量子状態を検出する新たな手法として鏡像電荷を用いた検出法を考案 OIST
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2019年9月6日、電子の量子状態への遷移を検出する新たな手法として鏡像電荷を用いた検出法を考案したと発表した。 わずかな数の量子ビットの制御と量子コンピューターの構築との間には…詳細を見る -
分子を介した非線形電気特性を発現するカギを解明――脳型情報処理デバイスの実現へ 大阪大学
大阪大学は2019年9月3日、同大学の研究グループが、分子を介した非線形電気特性の発現のために、分子と電極間の化学結合の制御が重要であることを明らかにしたと発表した。 我々の脳は低いエネルギーで効率的に情報処理を行…詳細を見る -
安価かつ簡便な液相法を用いてマルチフェロイック材料の作製に成功――次世代電気/磁気デバイスの開発に期待 豊橋技術科学大など
豊橋技術科学大学は2019年9月4日、高度なマルチフェロイック特性を示すナノ複合膜を、安価で簡便に作製できる液相プロセスを開発したと発表した。この成果により、低消費電力/大容量のメモリデバイスや空間光変調器、様々なセンサ…詳細を見る -
直径約23nmのセラミックナノ粒子における原子位置の「ずれ」を可視化――コンデンサのさらなる小型化、高性能化に期待 九州大学
九州大学は2019年9月3日、直径約23nmのセラミックナノ粒子における原子位置の「ずれ」を可視化することに成功したと発表した。さらに、このずれに起因して電気が溜まっていることや、粒子の上側と中程で溜まっている電気のプラ…詳細を見る -
単一NVダイヤモンド量子センサーで世界最高感度を実現――合成n型ダイヤモンドで室温での世界最長電子スピンコヒーレンス時間を記録 京都大学
京都大学は2019年9月2日、同大学の研究グループが、人工的に合成したリンドープn型ダイヤモンドを用いて、NV中心(窒素-空孔中心)の室温での世界最長スピンコヒーレンス時間(T2)と、単一NV中心を用いた量子センサーとし…詳細を見る -
デジタル画像の画像品質値を人間の主観と同等の精度で評価し出力する自動画像品質評価システムを開発 埼玉大学
埼玉大学は2019年8月30日、デジタル画像の画像品質値を、人間の主観と同等の精度で評価し出力する自動画像品質評価システムを開発したと発表した。静止画だけでなく動画や音声の品質評価へ適用できる可能性もあり、画像検査用途や…詳細を見る