タグ:Science Advances
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厚さわずか10原子、電子デバイス用超薄型ヒートシールドを開発
スタンフォード大学の研究チームが、数種類の2D薄膜を積層することにより、厚さわずか10原子の電子デバイス用ヒートシールドを開発した。100倍も厚いガラスシートと同程度の高い熱遮蔽効果を持つことを実証したものであり、将来的…詳細を見る -
地磁気逆転で世界破滅の心配はない?――2万2000年以上かかり、対応に十分な時間があると米教授が分析
方位磁針のN極は北を指し、S極は南を指す。地球に磁場があるから起きることだが、この常識は過去360万年の間に11回は“引っ繰り返った”と考えられている。「地磁気逆転」と呼ばれる現象だが、この現象については、古代の溶岩流な…詳細を見る -
厚さわずか数μm、柔らかく装着感のないウェアラブル電子デバイスを開発
健康管理を目的に心拍数などを計測するウェアラブルデバイスの普及が進んでいるが、米ヒューストン大学は、着けていることを感じさせないほど薄く、柔らかく、伸縮性のあるウェラブル電子デバイスを開発し、アメリカ科学振興協会(AAA…詳細を見る -
視線を追って自動的に焦点を合わせるスマートグラス「autofocals」
スタンフォード大の研究者が、アイトラッキング技術を用いてオートフォーカスレンズを制御、自動的に焦点を合わせてくれるスマートグラス「autofocals」を開発した。遠近両用眼鏡などよりも高速で正確に焦点を合わせることがで…詳細を見る -
人間の持久力には越えられない壁があるという研究結果 米デューク大
人間の持久力は、鍛えれば鍛えるほど高くなるのだろうか、それとも限界があるのだろうか。そんな疑問に答える研究結果が、米デューク大学から発表された。 デューク大学の研究チームは、2015年に開催されたアメリカ横断マラソ…詳細を見る -
衝撃力を緩和する折り紙構造のショックアブソーバー――宇宙船の着陸脚やドローンへの応用も
スペースXの「Falcon 9」のようなロケットは、打ち上げ後に逆噴射しながら降下、着陸し、再利用できるよう設計されている。着地の直前に相対速度がゼロになるよう、強力な逆噴射が行われるが、接地する瞬間に着陸脚が受ける衝撃…詳細を見る -
温度振動を利用して低温側から高温側へ熱が移動する実験に成功
コップに入れたお湯は時間と共に冷めていく。そしてその温度は、まわりの温度より低くはならない。これは孤立系のエントロピーは時間と共に増大し、逆は起こらないためで、熱力学第二法則として知られている。ところが、チューリッヒ大学…詳細を見る -
深い睡眠に脳のデトックス効果があると判明――眠りが浅いとアルツハイマーのリスク上昇か
ロチェスター大学の研究者たちが、「睡眠は深ければ深いほど良い」ことを実証した。発表によると、深い睡眠(ノンレム睡眠)の時に脳からの老廃物の排出が進むことがこのたびの研究で分かったという。研究結果は2019年2月27日付け…詳細を見る -
生体適合性と柔軟性を備えたイオントランジスタ「IGT」を開発――リアルタイムに脳波を検知
コロンビア大の電気工学科と神経学科の研究者らが協力して、生体適合性のある材料だけを使って安全、小型、高性能なトランジスタを開発した。「内部イオンゲート有機電気化学トランジスタ(IGT)」と名づけたこのトランジスタは、導電…詳細を見る -
金属をコアに使って強靭性ポリマー繊維を開発――バイオマテリアルがヒント
ノースカロライナ州立大学の研究チームが、ポリマー製の中空シースに、コアとしてガリウム金属を挿入した複合繊維を作成した。変形初期には金属ガリウムとしての強度を示すが、変形が進んでコア金属が破断しても、破断した金属間のひずみ…詳細を見る