カテゴリー:化学・素材系
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東大と理研、トポロジカル半金属のキャリア制御手法を確立――低消費電力エレクトロニクスへの応用に期待
科学技術振興機構(JST)は2018年5月19日、東京大学と理化学研究所が共同で、トポロジカル半金属について、化学置換と電界効果によるキャリア制御手法を確立し、量子化された伝導現象である量子ホール効果の観測を通して、トポ…詳細を見る -
触媒反応のみで無限にリサイクルできるポリマー――プラスチックに匹敵する新素材開発へ
アメリカのコロラド州立大学化学科のEugene Chen教授は、軽量、耐熱性、強度、耐久性などの特性において従来のプラスチックに匹敵するポリマーを開発したと発表した。しかもこのポリマーは石油製品であるプラスチックと異なり…詳細を見る -
化学系エンジニアの「普通」のキャリア、将来を考えるタイミングはいつがいい?[クルマ技術の今]
本記事は、エンジニア専門の人材紹介会社メイテックネクストのキャリアコンサルタント・甲斐 由美氏への取材記事です。 ものづくりを発展させていく上で、機械系や電気系のエンジニアだけでなく、高機能な素材やより実用…詳細を見る -
ゴムのしなやかさと樹脂の強靭さを兼備――ブリヂストン、ゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた世界初のポリマー「High Strength Rubber」を開発
ブリヂストンは2018年5月17日、ゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた世界初のポリマー「High Strength Rubber(以下、HSR)」の開発に成功したと発表した。一般的な合成ゴムよりも耐破壊特性が高い天然ゴム…詳細を見る -
機械学習を使い、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)形成メカニズムのシミュレーションに成功
フィンランドのアールト大学とイギリスのケンブリッジ大学のコンピューターサイエンス分野の研究者らは、機械学習技術を使い、規則的な結晶構造を持たないアモルファスが形成されるプロセスを初めて原子レベルでモデル化することに成功し…詳細を見る -
マイクロバブル利用し超高エネルギーの粒子を放射――阪大、新たな粒子加速機構を発見
大阪大学は2018年5月15日、ミクロンサイズのバブル(球状の空洞)を内包する水素化合物の外側から超高強度レーザーを照射すると、バブルが原子サイズにまで収縮した瞬間に超高エネルギーの水素イオン(プロトン)が放射される「マ…詳細を見る -
過冷却した液体中の分子構造は乱雑ではない――東大、共融点近傍でのガラス形成の原因解明
東京大学は2018年5月16日、2種類の結晶と液体の三相が共存する三重点や共融点近傍でガラスが形成されやすい原因を、理論および数値シミュレーションにより解明したと発表した。 2種類の結晶と液体の三相が共存する、1成…詳細を見る -
ナノサイズの分子ベアリングでは、ほぼ摩擦のない回転運動が可能であることを発見 東大
東京大学は2018年5月15日、ナノサイズの分子のベアリング(軸受)においては、ほとんど摩擦のない回転運動(慣性回転)が可能であることを発見したと発表した。回転速度の測定は固体試料で行われ、固体内での束縛があるのに加えて…詳細を見る -
磁場で音を制御する――3Dプリント製アクティブメタマテリアルを開発
南カルフォルニア大学土木環境工学科のQiming Wang准教授らのグループが2018年4月11日、磁場を使って遠隔でオン/オフできる3Dプリント製音響メタマテリアルを開発したと発表した。ノイズキャンセラーや振動抑制装置…詳細を見る -
NIMS、全固体電池向けシリコン負極の高容量、安定動作に成功――電気自動車の航続距離大幅延伸に期待
物質・材料研究機構は2018年5月14日、ナノ多孔構造を導入したアモルファスシリコン負極膜が高容量で安定動作することを発見したと発表した。 シリコンは、従来の黒鉛負極と比較して重量容量密度で約11倍、体積容量密度で…詳細を見る