カテゴリー:化学・素材系
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エンジ二アの原動力は「つくりたい」という強い想い。挑戦から始まる新製品開発と新たなキャリア――カシオ計算機 黒澤諭氏 堀内雄史氏
平面上に凹凸が表現される“2.5D”。カシオ計算機の「2.5Dプリントシステム・モフレル」は、独自に開発した熱に反応して膨らむ「デジタルシート」を用いて、A4サイズ1枚を約5分で2.5Dに、かつカラープリントにできるシス…詳細を見る -
ガスを吸って形状を記憶する柔らかい多孔質結晶を開発――新素材への応用に期待 京大
京都大学は2018年5月2日、同大学の研究グループが、アイルランドおよび米国の研究グループと共同で、二酸化炭素や一酸化炭素を吸収して形を変え、さらにその形状を記憶する柔らかい多孔質結晶の開発に成功したと発表した。さまざま…詳細を見る -
「ジュラシック・ワールド」がヒントに――赤外線暗視スコープでも不可視な材料を開発
カリフォルニア大学アーバイン校の研究グループは2018年3月、赤外線暗視装置で見たときに不可視になる材料を開発したと発表した。 引き伸ばしたり電気的な刺激を与えたりすると、同材料の表面は瞬時に滑らかになるか、逆にし…詳細を見る -
理研、ごく微量の有害物質をリアルタイム検出できるSERSセンサーを開発
理化学研究所は2018年5月1日、全フェムト秒レーザー加工技術を利用して、ごく微量の有害物質をリアルタイムで検出できる「3次元マイクロ流体表面増強ラマン散乱(SERS)センサー」を開発したと発表した。 表面増強ラマ…詳細を見る -
自動車業界と化学業界、職場としての違い――製品と材料、重視するのはどちらか[クルマ技術の今]
~ 自動車業界の技術トレンドを各分野から見る ~ 本記事は、エンジニア専門の人材紹介会社メイテックネクストのキャリアコンサルタント・甲斐 由美氏への取材記事です。自動車業界の技術やキャリアのトレンドについて…詳細を見る -
ダイヤモンドの高速・異方性エッチング技術を開発――低損失、高耐圧のパワーデバイス作製に期待
金沢大学と産総研の研究グループは2018年5月1日、究極のパワーデバイス材料であるダイヤモンドの高速・異方性エッチング技術を開発したと発表した。 パワーデバイスとは、電力変換を担うインバーターやコンバーターなどを構…詳細を見る -
OIST、新型ペロブスカイト太陽電池を開発――太陽電池の低価格化に貢献
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年4月27日、安定性とエネルギー変換効率に優れ、かつ安価な新型ペロブスカイト太陽電池を開発したと発表した。 ペロブスカイトとはカルシウム、チタン、酸素が特定の分子配列で構…詳細を見る -
中国科学院、ハイドロキシアパタイトと酸化グラフェンを使い火災報知機能をもつ耐火性壁紙を開発
中国科学院上海セラミックス研究所は、ハイドロキシアパタイトと酸化グラフェンを使い、耐熱耐火性と火災検知機能を兼ね備えた壁紙を製作した。 歯や骨の主成分であるハイドロキシアパタイトは、通常は脆く柔軟性に欠ける。上海セ…詳細を見る -
厚みわずか2分子の超極薄、大面積、高性能有機半導体を開発 東大など
東京大学、産業技術総合研究所などによる研究グループは2018年4月25日、簡易な塗布法を用いて、手のひらサイズの面積全体にわたって分子が規則正しく整列し、かつ有機分子2分子分(約10nm)の厚みをたもつ、超極薄で大面積、…詳細を見る -
分子に”触れる”とどうなるか?――力場中の単一分子の振動エネルギーを解明 金沢大など
金沢大学などによる研究グループは2018年4月25日、走査型プローブ顕微鏡の金属探針先端が表面上に吸着した1つの分子に及ぼす力と、力を受けた分子の振動エネルギーの関係を解明したと発表した。 表面に吸着した分子は表面…詳細を見る