カテゴリー:化学・素材系
-
古河機械金属と古河電工、純銅の溶接欠陥を従来比95%以上も抑制する新レーザー溶接技術を確立
古河機械金属は12月21日、古河電気工業(古河電工)と共同で、純銅の溶接欠陥を大幅に抑制する新たなレーザー溶接技術の確立に成功したと発表した。この新技術により、自動車用モーターやパワー半導体の大幅な製造コスト削減と高性能…詳細を見る -
NEDO、燃料電池・水素技術開発ロードマップの燃料電池分野を改訂し先行公開
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2017年12月20日、水素社会の実現に向けた技術開発の方向性を示すNEDO燃料電池・水素技術開発ロードマップについて、燃料電池分野を改訂し先行公開した。2040年以降に達…詳細を見る -
日立金属、高強度と高熱伝導率を両立したモバイル機器向けクラッド材を量産開始
日立金属と日立金属ネオマテリアルは2017年12月20日、ステンレス(SUS)と銅(Cu)を組み合わせることにより、高強度と高熱伝導率を両立したクラッド材(異種金属を貼り合わせて圧延し接合した材)を開発し、本格量産を開始…詳細を見る -
JSTら、フレキシブルデバイスの性能向上に応用可能な分子配向膜の形成技術を開発
科学技術振興機構は2017年12月19日、東京大学、東京工業大学、大阪大学らと共同で、プラスチック基板上に自己組織化単分子膜のような数層からなる分子配向膜の形成手法を開発し、有機集積回路への応用に成功したと発表した。 …詳細を見る -
JFEスチール、フェライト系ステンレス鋼板の中位品種「JFE443MT」を開発
JFEスチールは2017年12月18日、汎用オーステナイトステンレス代替のフェライト系ステンレス鋼板の中位品種として「JFE443MT」を開発したと発表した。すでに受注を開始している。 同社のステンレス製品はこれま…詳細を見る -
東大、割れても直る「自己修復ガラス」を開発
東京大学は2017年12月15日、割れても直る「自己修復ガラス」を開発したと発表した。 窓ガラスは割れると、加熱溶融しないかぎり、再利用ができない。一方、10年ほど前から、温和な条件下で何度でも繰り返し修復するゲル…詳細を見る -
東大とNIMS、液体中の原子1つ1つの連続的な可視化に成功
東京大学と物質・材料研究機構(NIMS)は2017年12月15日、液体中の原子1つ1つを可視化することで、不均一に運動している原子の様子を観察したと発表した。 液体は、巨視的には均質にみえるが、原子・分子ごとに、ま…詳細を見る -
旭硝子、フッ素樹脂を用いた「熱可塑性炭素繊維強化プラスティック(CFRTP)改良技術」を開発
AGC旭硝子は2017年12月14日、新たに「熱可塑性炭素繊維強化プラスティック(CFRTP)改良技術」を開発したと発表した。従来のCFRTPに自社のフッ素樹脂を用いて改良することで、耐衝撃性を向上させた。今回の開発によ…詳細を見る -
東工大、アルミニウム超原子の液相中での合成に成功
東京工業大学は2017年12月13日、同大学の山元公寿教授らの研究グループが、13個のアルミニウム原子で構成される「超原子」(Al13−)の溶液中での合成に成功したと発表した。貴金属やレアメタルを代替できる超原子の合成へ…詳細を見る -
東大、非常に強い電子間相互作用を持つゼロギャップ半導体を発見
東京大学は2017年12月13日、同大学物性研究所の研究グループが、米ジョンズ・ホプキンス大学との共同研究で、ゼロギャップ半導体として知られるイリジウム酸化物Pr2Ir2O7をテラヘルツ分光を用いて調べたところ、5ケルビ…詳細を見る