カテゴリー:制御・IT系
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微小な人工血管をマイクロチップに構築——血管新生の三次元ライブ観察に成功
東京大学は2017年2月10日、血管から新しい血管が枝分かれし伸びる現象(血管新生)の三次元ライブ観察に成功したと発表した。微小な血管をマイクロチップ上に作製し、人工的に組み上げた血管組織の三次元的な構造変化の様子を、長…詳細を見る -
ルネサスの次世代型エミュレータ、組み込みソフトウェアの開発期間を約10分の1に
ルネサス エレクトロニクスは2017年2月9日、組み込みソフトウェアの開発時間を従来比10分の1に短縮できるという次世代型オンチップデバッギングエミュレータ「E2エミュレータ」を発売すると発表した。同製品を使用すれば、制…詳細を見る -
ルネサス、EVモータ制御に必須のフィールド指向制御演算時間を1/10にするモータ制御回路を開発
ルネサスエレクトロニクスは2017年2月7日、電気自動車(EV)モータ制御で必須のフィールド指向制御演算を0.8μsで実行する、EV向け車載マイコン用の専用回路「IMTS」を開発したと発表した。 IMTSは、同一周…詳細を見る -
光ファイバに匹敵——300GHz帯単一チャンネルの伝送速度が毎秒105Gbのテラヘルツ送信機
情報通信研究機構(NICT)、広島大学、パナソニックは2017年2月6日、300GHz帯単一チャンネルで伝送速度が毎秒105ギガビット(Gb)のテラヘルツ送信機を開発したと発表した。このテラヘルツ送信機は光ファイバに匹敵…詳細を見る -
PHEVの燃費を30%以上改善できるエネルギー管理システム——渡り鳥の集団行動がヒントに
カリフォルニア大学リバーサイド校の研究チームが、プラグイン・ハイブリッド車(PHEV)の燃費を30%以上改善できる新技術を考案した。渡り鳥の集団行動からヒントを得て、ネットワーク接続技術と進化的アルゴリズムを組み合わせ、…詳細を見る -
製造業を含む国内産業、1月は景気悪化も今後は回復の見込みか?——TDB調査
帝国データバンク(TDB)は2017年2月3日、製造業を含む国内産業の景気動向についての調査結果をまとめたレポート「TDB景気動向調査」を発表した。トランプショックなどの影響で1月の国内景気は鈍化したが、今後は緩やかな回…詳細を見る -
ハイドロゲルのマイクロマシン「iMEMS」を開発――生体内で安全稼働、10%の投薬量で十分な効果
コロンビア大学工学部の研究チームが、生体内に安全にインプラントできるマイクロサイズのデバイスを製作する手法を開発した。 生体適合性のあるハイドロゲルを層状に積層することで、生体内を自由に動ける3次元構造デバイスを迅…詳細を見る -
やる気を失うのはなぜ?——慶大など、意欲障害の原因となる脳領域の特定に成功
慶應義塾大学、北海道大学、防衛医科大学校、生理学研究所は2017年2月1日、意欲障害の原因となる脳内の部位を特定したと発表した。共同研究を進めた結果、大脳基底核と呼ばれる脳領域の限られた細胞集団が障害を受けるだけで意欲が…詳細を見る -
EVスタートアップのFaraday Future、初の量産EV「FF 91」をCES2017で発表
米Faraday Futureは1月3日、ラスベガスで開催されたCESに向け、開発を進めていた初の量産EV「FF 91(ナインワン)」を公開した。同社は昨年のCES2016で、EVのコンセプトスポーツカー「FFZero1…詳細を見る