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ガラスが固まる直前の運動メカニズムを全容解明 東大
東京大学は2023年3月31日、ダンベル型分子の大規模シミュレーションによって、分子性液体がガラスとして固まる直前の運動メカニズムの全容を解明したと発表した。同大では1995年に提唱された理論の正しさを証明する成果だとし…詳細を見る -
“ガラス”3Dプリンターの高速微細造形技術――数分で50µm幅の構造を持つガラス部品を造形
ドイツのフライブルク大学と米カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが、マイクロ3Dプリンターを利用し、透明なガラスからとても小さな部品を速く正確に作り出せる新しい方法を開発した。 本研究成果は2022年4月14…詳細を見る -
真珠層にインスパイアされた「割れない」ガラスを開発――ガラスとアクリル樹脂を組み合わせた複合材料
軟体動物の貝殻の内側の層にインスパイアされた、より強くより頑丈なガラスが開発された。この新しい材料は、衝撃を受けても粉々に砕けることがなく、プラスチックのような弾力性があり、将来的には携帯電話の画面の改良などに利用できる…詳細を見る -
UCLAの研究者がガラスを金属のように強靭にする理論を発表――耐破壊性の世界記録を樹立
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)とデンマークのオールボー大学の研究者らは、原子レベルのコンピューターシミュレーションによって、既存のガラスよりも延性があり、強靭で耐久性のあるガラスの開発への道を開いた。研究…詳細を見る -
ガラスの流動化を生み出すミクロな構造の解明に成功——普遍的レオロジー法則の構造起源を特定 東京大学ら
東京大学は2021年9月3日、日本学術振興会と共同で、ガラスの流動化を生み出すミクロな構造の解明に成功したと発表した。 セメントやマヨネーズ、歯磨き粉などは、静置状態では流動せずに固体的に振る舞うが、一定以上の力を…詳細を見る -
北大、光損失が常圧ガラスの50%以下になる究極透明ガラスの構造を解明――量子通信の実用化へ
北海道大学は2020年10月1日、同大学電子科学研究所の小野円佳准教授らの研究グループが、ペンシルベニア州立大学やAGCの研究員と共同で、理想的な究極透明ガラスの構造を解明したと発表した。このガラス構造を光ファイバーに応…詳細を見る -
「スマート」ガラスを用いた画像認識技術――電源も電子回路も不要
ウィスコンシン大学の研究チームが、電源や電子回路、センサーなどを必要としない「スマート」なガラスを用いた画像認識技術を考案した。サブ波長サイズの気泡や異相が多数配置されたガラス材料において、画像から発射された光が反射や回…詳細を見る -
水分を吸収し曇りを防ぐガラス――AGCの「eXeview」が、ダイハツ「コペン クーペ」のフロントガラスに採用
AGCは2018年12月19日、ドライバー視界部をクリアに保つ曇りにくいガラス「eXeview(エグゼビュー)」が、ダイハツ工業の限定販売車「コペン クーペ」のフロントガラスに採用されたと発表した。 高い耐久性能を…詳細を見る -
東大、従来の5000倍の速さでガラスの微細加工が可能なレーザー加工技術を開発
東京大学は2018年8月6日、従来の5000倍の速さでガラスの微細加工ができるレーザー加工技術を開発したと発表した。 電子機器や光学機器の高性能化などのために、ガラス材料の微細加工を高速かつ精密に行える技術が求めら…詳細を見る -
都市大、透明度が高く生成も容易な「セルロース×ガラス」のハイブリッド材料を開発――自動車部品などの軽量化による環境負荷軽減への貢献に期待
東京都市大学は2018年6月22日、植物の主成分であるセルロースとガラスから、新しい有機・無機ハイブリッド材料を生成することに成功したと発表した。 セルロースは、地球上に豊富に存在している天然高分子であり、非可食性…詳細を見る