タグ:リチウム
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従来比2倍の高エネルギー密度――米Amprius Technologies、シリコン負極型リチウムイオン電池を開発
米Amprius Technologiesは2023年3月23日、500Wh/kg、1300Wh/Lという高エネルギー密度を実現したリチウムイオン電池の開発を発表した。 周期律表の元素の中で、リチウムと結合する能力…詳細を見る -
インド地質調査所、カシミール地方に590万トンのリチウム鉱床を発見
インド地質調査所(GSI)は2023年2月9日、ジャンムー・カシミール州で、リチウムと推定される590万トンの鉱床を発見したと発表した。GSIは、鉄道用の石炭鉱床の発見を主要な目的として、1851年に設立されたインドの公…詳細を見る -
わずか72秒で充電できる、電池とスーパーキャパシタの特性を兼ね備えたEVバッテリー
スイスのスタートアップ企業であるMorandが2022年11月15日、電気自動車(EV)を72秒で充電できるバッテリー技術「Morand eTechnology」を発表した。 EVなどの蓄電システムには、充電式の電…詳細を見る -
カニの殻が原料――生分解性のあるサステナブルな電池材料を開発
メリーランド大学の研究チームは、カニの殻を原料とする電解質を開発し、亜鉛電池を作製した。この電解質はカニの殻に含まれるキトサンで作られていて生分解性があるため、電池の3分の2が有害物質を残すことなく微生物により分解される…詳細を見る -
燃料電池の経年劣化を回復させるだけでなく、初期性能をも向上させる単純な方法
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、再生可能エネルギー利用への鍵となる技術である燃料電池や電解セルの寿命を延ばすのに、システムのpHを変えるという単純な方法が有効であることを発見した。 同研究成果は2…詳細を見る -
水からリチウムなどを「採掘」する技術の試験が進む――磁性ナノ粒子を用いて迅速かつ高いコスト効率で重要な鉱物を抽出
磁性ナノ粒子を用いてさまざまな水源からリチウムなどの重要な物質を抽出する手法の試験が実施されている。この研究は、米エネルギー省パシフィックノースウェスト国立研究所(PNNL)が産業界と共同で行っているものだ。 携帯…詳細を見る -
リチウム金属などの針状析出発生抑制に成功――金属負極電池の実用化に向けた重要な一歩 東北大学
東北大学は2022年5月19日、アルカリ負極蓄電池の実現に向け、リチウム金属などの針状析出の発生を抑えることに成功したと発表した。 炭素系負極(グラファイト)と遷移金属酸化物正極を使用したリチウムイオン電池は、理論…詳細を見る -
ジュネーヴ大学がリチウムイオン電池に替わるナトリウムイオン電池を開発
スマートフォンや電気自動車などの充電池として広く使われているリチウムイオン電池は、材料のリチウムがレアメタルであるため、将来にわたり安定した材料供給がなされる保証がない。そこでリチウムに替わる材料として、注目されているの…詳細を見る -
6KとAlbemarle、サステナブルなリチウムイオン電池の材料を共同開発
リチウム生産大手のAlbemarle(アルベマール)と独自のマイクロ波制御プラズマ技術で開発した材料を生産する6Kは、6Kが特許を有する高度でサステナブルな材料製造プラットフォーム「UniMelt」を用いたリチウム電池用…詳細を見る -
レアメタル供給不足の解消も――MIT、低コストでクリーンな選択的分離法を開発
MITの研究チームが、鉱物資源やリサイクル材からコバルトやリチウム、レアアースなど貴重なレアメタルを選択的かつ経済的に分離する新プロセスを開発した。固体状態の硫化反応を活用し、金属酸化物の混合状態から特定金属の硫化物を選…詳細を見る