タグ:学術
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MIT、木の枝から作れる飲料水浄化フィルターを改良――大腸菌とロタウイルスの99%以上を除去
木の枝から作ったフィルターで飲料水を浄化する手法が改良された。この技術を用いてインドで作製し、テストされたろ過システムのプロトタイプは、低コストで自然なろ過手段として有望だという。この研究はマサチューセッツ工科大学(MI…詳細を見る -
街中での使用に特化した小型の風力タービン――日照日数が少ない地域ではソーラーパネルより安価でより多く発電可能
アメリカのスタートアップHalciumが、街中での使用に特化した小型の1kW風力タービン「PowerPod」の開発に取り組んでいる。年間の日照日数が300日以下の場所で、ソーラーパネルに匹敵する、安全で強力な風力エネルギ…詳細を見る -
吸水性を備えたポリエチレン繊維を開発――運動着から宇宙服まで
MITを中心とする研究チームは、ビニール袋などの素材であるポリエチレンから、衣類に使用できる吸水性のある繊維を作ることに成功した。開発したポリエチレン繊維は、綿やナイロンなど他の素材の布地と比べてエコロジカルフットプリン…詳細を見る -
より静音性の高いプロペラを作る新しい手法――設計用アルゴリズムを開発し人間の聴覚知覚を考慮に入れてプロトタイピング
従来より静かなプロペラを設計する新しい手法が発表された。豪ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)、蘭デルフト工科大学、オーストラリアのメルボルンを拠点とする航空宇宙会社XROTORの共同研究によるもので、その詳細は、米国…詳細を見る -
ホンダ、車両に適合したドローンを発明
ホンダ(本田技研工業株式会社)は、車両に適合したドローンのシステムと方法に関する特許を出願し、2021年2月18日米国で公開された。 ドローンはサイズが小さいほど使用しやすく保管が容易になる。一方、サイズが小さいこ…詳細を見る -
ナノテクノロジーで作られた世界最小の「折り紙の鳥」――幅60μmの形状記憶アクチュエータ
米コーネル大学は、原子レベルの薄さの2次元材料を、3次元形状に折りたたむことができるミクロンサイズの形状記憶アクチュエータを開発したと発表した。この研究は、2021年3月17日付で『Science Robotics』(2…詳細を見る -
MIT、傾けたり動かすことなく焦点を変えられる「メタレンズ」を開発
MITの研究チームは、レンズの位置や形状を変えることなくピントの合う位置を調整できる「メタレンズ」を開発したと発表した。ドローンや携帯電話、暗視ゴーグルなどの小型レンズに応用できる可能性がある。研究の詳細は、『Natur…詳細を見る -
使用するたび効率が高くなる人工光合成デバイスの仕組みを解明
光と水を使って炭素を含まない水素燃料を作り出す人工光合成の技術は、無限の可能性を秘めている。ローレンス・バークレー国立研究所を中心とする研究チームは、安価で豊富に存在する材料を用いて作られた水分解装置の効率が、使うたびに…詳細を見る -
負極用の多孔性中空ナノ材料を開発――電気自動車のバッテリー容量を3倍に
ロシア国立科学技術大学(NUST MISIS)の研究チームが、リチウムイオン電池で用いられているグラファイトに代わる負極材料として、電池容量を増大し耐用年数を延長することができる新しいナノ材料を合成することに成功した。リ…詳細を見る -
シロアリはどうやって複雑な塚を作るのか――構築方法を説明する数学モデルを開発
シロアリ塚は動物によって作られた構造物の中でも、地球上で最大級の規模を誇る。いったい、シロアリはどうやって複雑な構造の塚を形成するのだろうか。米ハーバード大学と仏トゥールーズ第3大学ポール・サバティエの研究チームは、シロ…詳細を見る