タグ:学術
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2種類の電子特性を切り替えられる多機能ナノ材料を開発――太陽光発電と量子コンピューティング両方に役立つ可能性
太陽エネルギー用途と量子コンピューティング用途の両方に役立つという2種類の電子特性を切り替えられる多機能ナノ材料が開発された。この研究は米ライス大学によるもので、研究成果は『Nano Letters』に2020年12月2…詳細を見る -
MIT、スチールよりも強力で安定な分子ナノファイバーを開発
MITの研究チームが、水溶液中で自己組織化し、空気中でも構造を維持したまま、スチールよりも強いナノファイバーを形成できる分子系を考案した。親水性要素と疎水性要素の相互作用を利用して自発的にナノリボン状に整列させるとともに…詳細を見る -
バッテリーに匹敵する高効率スーパーキャパシタを実現する、グラフェンハイブリッド材料を開発
独ミュンヘン工科大学は、2021年1月4日、新しいグラフェンハイブリッド材料を作製し、バッテリーに匹敵する高効率のスーパーキャパシタを開発したと発表した。研究成果は『Advanced Materials』に2020年12…詳細を見る -
噴射速度10倍――磁場を利用して加速する新しいロケット推進システムを提案
米エネルギー省(DOE)管轄のプリンストン大学プラズマ物理研究所(PPPL)の物理学者は、従来よりも高速に宇宙空間を航行できる推進システムのコンセプトを発表した。磁場を利用して粒子を加速させることで、プラズマスラスターな…詳細を見る -
塩ベースの疑似固体電解質を使う新型バッテリーを開発――電気と太陽熱を蓄える
ノッティンガム大学は、塩をベースとした新しいタイプのバッテリーを開発した。新しいバッテリーは、酸化物形燃料電池と金属空気電池の性能を兼ね備えており、完全にリサイクル可能で、環境に優しく、低コストで安全ながら、電気自動車の…詳細を見る -
動かしやすくケガから関節を守れるサポーターを開発――トンボの翅がヒント
クリスティアン・アルブレヒト大学キールの研究チームは、トンボの翅をヒントに、可動性と不動性を兼ね備えた柔軟な手関節装具(スプリント)を開発した。ストッパー付きヒンジのような構造で、手首が必要以上に曲がらないようにロックし…詳細を見る -
生きている植物をセンサーに――土壌中の有毒ヒ素レベルをモニターする光学センサーシステムを開発
シンガポールとMITの共同研究機関であるThe Singapore-MIT Alliance for Research and Technology (SMART)の研究チームは、植物ナノバイオニクスを活用して、土壌中の…詳細を見る -
伸縮性に優れ自己発電するウェアラブル向けシステムを開発――マイクロスーパーキャパシタの配置を工夫
米ペンシルベニア州立大学工学部機械工学科のHuanyu Cheng教授が率いる研究チームは2020年12月19日、マイクロスーパーキャパシタを組み込んだ際の伸縮性を改善し、ウェアラブルデバイス向け自己発電型システムを開発…詳細を見る -
MIT、EVドライバーの行動に基づくインフラ整備を研究
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、人々の行動や習慣を解析して、一般家庭に電気自動車(EV)を普及させるためのインフラ案を発表した。充電スタンドや代車サービスの拡充などが重要だとしている。研究結果は、202…詳細を見る -
自宅で作れる「生体材料」を開発――「紅茶キノコ」がヒント
マサチューセッツ工科大学(MIT)とインペリアル・カレッジ・ロンドンの共同研究チームは、酵母とバクテリアの共生培養により、環境物質の感知などさまざまな機能を持つセルロースベースの機能性生体材料を作り出す新しい方法を開発し…詳細を見る