タグ:学術
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LiDARを小型化できる技術――ソリッドステート光フェーズドアレイを開発
コロンビア大学の研究チームは、近赤外もしくは青色光で動作するオンチップの光フェーズドアレイ(Optical Phased Array:OPA)を利用し、可動部品のない小型で低消費電力のビームステアリング技術を開発した。超…詳細を見る -
マイクロワイヤーを使い広範な脳活動を正確に記録する方法を開発――将来的には脳波制御デバイスへの応用も
マウスの脳活動に関する研究により、表面とより深い領域を同時に含む、広範囲にわたる脳活動を正確に記録する方法が開発された。フランシス・クリック研究所、スタンフォード大学、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンなどの共同研究に…詳細を見る -
MIT、形状プロトタイプにブレッドボード機能を組み込む手法を開発
マサチューセッツ工科大学コンピュータ科学・人工知能研究所(MIT CSAIL)の研究チームは、電子機器のプロトタイプ開発をスピードアップするために、製品形状を模したプロトタイプにブレッドボード機能を組み込む手法を開発した…詳細を見る -
薄さと多孔質性を両立――海水と淡水から従来の100倍の発電ができるイオン交換膜を開発
オランダのライデン大学の研究チームは、海水と淡水から電気エネルギーを取り出す逆電気透析発電(reverse electrodialysis:RED)に使用できる新しい薄膜を開発した。厚みはわずか2nmで、従来のイオン交換…詳細を見る -
ブラウン運動の数学モデルを超える――自然界のランダムな動きを説明する新しい理論を提案
静止した液体中に浮遊する微粒子のランダムな運動として知られるブラウン運動は、アインシュタインが原子や分子の存在をベースとして数学モデルを構築するなど、基礎科学分野で大きな影響をもたらしてきた。液体が静的な平衡状態にある場…詳細を見る -
MIT、コロイドゲルのスケールに依存した挙動を解明――ソフトマテリアルの材料特性調整に有用な研究
マサチューセッツ工科大学(MIT)は、コロイドゲルをさまざまなスケールで詳しく調べ、スケールに依存する多様な挙動を発見したと発表した。この研究は、2020年2月27日、『Physical Review Letters』に…詳細を見る -
環境にも優しく災害にも強い――産業廃棄物から作るセメントフリーの「曲がる」コンクリート
オーストラリアのスウィンバーン工科大学の研究チームは2020年3月3日、荷重を加えても砕けることなく「曲がる」コンクリートを開発し、特許を取得したと発表した。地震が多発する地域での建築に向いているだけでなく、材料には産業…詳細を見る -
伝染病の流行をより効果的に追跡できる新しい数学モデル
米プリンストン大学は、2020年3月25日、米カーネギーメロン大学の研究者たちと共同で、伝染病の流行をより効果的に追跡できる新しい数学モデルを発表した。このモデルは病原体の変異を考慮に入れて、伝染病流行の変化を追跡するも…詳細を見る -
真黒な蝶がヒント――薄くて軽量の黒色塗膜材料の設計手法
デューク大学の研究チームが、黒色の蝶の翅(はね)を、走査電子顕微鏡とコンピューターシミュレーションを用いて解析し、リッジと孔を含むメッシュ状の表面を持った鱗片の構造により、光が吸収されて真黒に見えることを確認した。アゲハ…詳細を見る -
光と機械学習を組み合わせ、人間の指のような触覚を持つロボットフィンガーを開発
コロンビア大学の研究チームは、光と機械学習を組み合わせて、高感度のタッチセンサーを備えたロボットフィンガーを作製した。人間の指先のように表面は曲面だが、1mm未満の精度で接触位置を検出できる。研究結果は、2020年2月2…詳細を見る