タグ:第一原理計算
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フェルミ面の次元性を利用した横熱電変換を実証――ゼロ磁場かつ室温でも動作 埼玉大学ら
埼玉大学は2024年5月27日、東京理科大学、東北大学と共同で、希土類化合物LaPt2Bの単結晶を育成し、フェルミ面の次元性を利用した横熱電変換を実証したと発表した。 埼玉大学によると、発電所や工場で発生する排熱を…詳細を見る -
追跡実験を伴う大規模スクリーニングにより、高性能な新規太陽電池材料を発見
米ダートマス大学が率いる研究チームは、追跡実験を伴う大規模スクリーニング手法を使用し、高性能な太陽電池向けの新たな光吸収材料を発見した。同研究成果は2024年3月11日、『Joule』誌に掲載された。 研究チームは…詳細を見る -
第一原理計算および機械学習を用いた、無機材料表面の電子構造の予測に成功 東京工業大学ら
東京工業大学と東北大学は2024年3月29日、東京工業大学および産業技術総合研究所が、量子力学の基本原理に基づいた理論計算である第一原理計算により生成した大規模な理論計算データ、および機械学習を用いて、無機材料表面の基本…詳細を見る -
ホウ化水素シートから低電位で水素を放出する手法を開発――水素貯蔵/放出材料としての応用に期待 東京工業大ら
東京工業大学は2024年2月9日、同大学物質理工学院と大阪大学、筑波大学の研究グループが、二次元ナノ材料であるホウ化水素シートから、常温/常圧の状態で電気エネルギーのみで水素を放出する手法を開発したと発表した。水素は二酸…詳細を見る -
熱流と垂直方向に発電する熱電材料を開発――新しいゴニオ極性材料群を発見 産総研と島根大学
産業技術総合研究所は2024年2月8日、島根大学と共同で、温度差と電流の向きを直交させられる特異な熱電材料(ゴニオ極性材料)を開発したと発表した。この材料を使えば、廃熱を利用して発電する熱電モジュールの高性能化も期待でき…詳細を見る -
富岳で1万超の原子を含むナノ物質の超高速光応答シミュレーションに成功 筑波大学
筑波大学計算科学研究センターは2022年1月6日、神戸大学とともに、スーパーコンピュータ「富岳」を用い、1万を超える原子を含むナノ物質の光応答の第一原理計算に世界で初めて成功したと発表した。約6ナノメートルの厚さを持つ酸…詳細を見る -
タングステンを添加した酸化スズが高い電子移動度を発現するメカニズムを解明 東大ら
東京大学は2021年12月28日、同大学大学院理学系研究科の研究グループが、ノルウェー科学技術大学、名古屋工業大学、筑波大学、ロンドン大学と共同で、タングステン(W)が5価の陽イオンとして酸化スズ(SnO2)結晶中のスズ…詳細を見る -
従来の2倍以上の強度を持つセラミックス複合材料開発――次世代切削工具としての応用に期待 名古屋大学と日本特殊陶業
名古屋大学は2020年12月7日、日本特殊陶業と共同で、従来の2倍以上の強度を持つセラミックス複合材料の開発に成功したと発表した。 優れた耐熱性や硬度、化学的安定性を有するセラミックスは、もろいという欠点を持つ。こ…詳細を見る -
合金の複雑な構造をパラメーター無しで予測――新手法「第一原理フェーズフィールド法」を開発
横浜国立大学は2019年8月1日、物質・材料研究機構と共同で、航空機ジェットエンジンのタービンなどに使用されるNiAl合金の複雑な微細構造を、さまざまなNiとAlの混合比に対して一切のパラメーターを使用せずに、物理の基本…詳細を見る -
材料の破壊メカニズムを原子レベルで解明――TEMナノインデンテーション法により進展する亀裂をリアルタイムで可視化 東京大学
東京大学は2019年5月21日、透過型電子顕微鏡法(TEM)を用いたナノスケールの応力印加その場観察により、多結晶において偏析粒界を進展する亀裂をリアルタイムで可視化することに初めて成功したと発表した。この結果、従来の考…詳細を見る