タグ:量子科学技術研究開発機構
-
可視光の99.98%以上を吸収する「至高の暗黒シート」を開発――カシューオイル黒色樹脂を採用 産総研と量研
産業技術総合研究所(産総研)物理計測標準研究部門は2023年1月18日、量子科学技術研究開発機構(量研)と共同で、可視光の99.98%以上を吸収する「至高の暗黒シート」を開発したと発表した。漆類似成分のカシューオイル黒色…詳細を見る -
新手法により、燃料電池触媒の酸素還元反応活性を2倍以上向上 量研、東大、原子力機構
量子科学技術研究開発機構(量研)量子ビーム科学部門高崎量子応用研究所 プロジェクトリーダーの八巻徹也次長らの研究グループは2022年3月31日、東京大学、日本原子力研究開発機構とともに、イオンビーム照射した炭素材料に白金…詳細を見る -
核融合炉ブランケットの新概念として、900℃の高温で機能する高純度の液体リチウム鉛合金を大量合成 東京工業大学ら
東京工業大学 科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所 近藤正聡准教授らは2022年2月24日、横浜国立大学、量子科学技術研究開発機構と共同で、核融合炉ブランケットの冷却材の新概念として検討されている液体金属の研…詳細を見る -
アルミと鉄の合金で、レアメタル合金と同等レベルの水素吸蔵に成功 量子科学技術研究開発機構ら
量子科学技術研究開発機構(QST)、東北大学、高エネルギー加速器研究機構がつくる研究グループは2021年7月29日、アルミニウムと鉄を組み合わせた合金で水素が蓄えられることを発見したと発表した。従来のように希少な元素を使…詳細を見る -
高次高調波の精密加工への応用に期待、極端紫外光によるレーザー加工の実現へ
東京大学大学院は2020年5月15日、量子科学技術研究開発機構、宇都宮大学、産業技術総合研究所と共同で、近赤外域のフェムト秒レーザー光の高次高調波として極端紫外光を発生させ、その極端紫外光を回折限界にまで集光して試料に照…詳細を見る -
世界最大の核融合超伝導トカマク型実験装置が12年ぶりに始動 量研那珂核融合研究所
量子科学技術研究開発機構 核融合エネルギー部門那珂核融合研究所は2020年4月22日、世界最大の核融合超伝導トカマク型実験装置「JT-60SA」の組立が2020年3月に完了し、装置を始動すると発表した。最初のプラズマを着…詳細を見る -
熱利用水素製造の主反応の大幅な省エネルギー化に成功、水素製造効率を40%へ
量子科学技術研究開発機構は2020年4月17日、芝浦工業大学と原子力研究開発機構と共同で、熱化学水素製造ISプロセスの主反応であるブンゼン反応の過電圧(反応時の消費エネルギーに相当)を従来法から7割近く低減することに成功…詳細を見る -
新材料の「温めると縮む」効果、2つのメカニズムの同時発生で高まることを発見――精密な位置決めが必要な工程に対応 東工大ら
東京工業大学は2019年11月28日、同大学と近畿大学、量子科学技術研究開発機構(量研)らの研究グループが、ニッケル酸ビスマス(BiNiO3)と鉄酸ビスマス(BiFeO3)の固溶体(複数の化合物が均一に溶け合って、単相の…詳細を見る -
量子ビームによる微細加工技術でマイクロ流路チップを一括積層――チップの分析能が数十倍に 量研とフコク物産
量子科学技術研究開発機構(量研)は2019年6月25日、フコク物産と共同で、微量検体の分析などに有効なマイクロ流路チップを同時に何枚も貼り合わせる量子ビームによる微細加工技術「一括積層技術」を開発し、マイクロ流路チップ数…詳細を見る -
2つの起源で温めると縮む新材料を発見――熱膨張しない新たな物質の開発に道筋 量研ら
量子科学技術研究開発機構は2019年6月14日、東京工業大学と共同で、ニッケル酸ビスマス(BiNiO3)とニッケル酸鉛(PbNiO3)の固溶体が、組成に応じて金属間電荷移動と、極性−非極性転移という、2つの異なるメカニズ…詳細を見る