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古代ギリシャの機械式コンピューター――最新の統計分析技術で「アンティキティラ島の機械」を調査
イギリスのグラスゴー大学の研究者たちは、重力波分析技術などにより、「アンティキティラ島の機械」を構成するカレンダーリングが、太陽暦ではなく太陰暦に従う可能性が高いことを示した。研究成果は、2024年6月27日付で『Hor…詳細を見る -
機体を燃料として再利用する、自食式ロケットエンジンの開発
英グラスゴー大学の研究チームが、燃料として機体の一部を消費する、自食式ロケットの製造/発射に成功した。「Ouroboros-3」と命名したロケットエンジンは、燃焼による廃熱を利用し、プラスチック製の機体を順次溶解させてい…詳細を見る -
皮膚を透過して皮膚がんを早期発見するテラヘルツバイオセンサー
皮膚がんを高い感度で検出できる、テラヘルツ波を利用したバイオセンサーが開発された。ロンドン大学クイーン・メアリー校とグラスゴー大学との共同研究による成果は、がんの早期発見に大きな進歩をもたらす可能性がある。研究成果は『I…詳細を見る -
自然界がヒント――高い機械的特性と自己センシングを備えた3Dプリント多孔質構造体を開発
英グラスゴー大学を中心とする国際研究チームは、自然界の構造から着想を得た、新しい3Dプリント材料を開発した。一般的な工業用プラスチックとカーボンナノチューブを組み合わせることで、軽量で丈夫なだけでなく、自己検知機能を持た…詳細を見る -
3Dプリンターでコンパクトかつ高性能な熱交換器を製作――サイズは10分の1、効果は50%アップ
英グラスゴー大学のエンジニアが率いる研究チームは、表面構造の特性を利用した、小型で高性能な熱交換器を開発した。プロトタイプシステムの開発/製造方法については『Applied Thermal Engineering』誌に投…詳細を見る -
SF技術がまた一歩現実に、空気を用いてホログラムにリアルに触れている感覚を作り出す新技術
空気を利用してホログラムに物理的に触れている感覚を作り出す新たな技術「エアロハプティクス(Aerohaptics)」が開発された。この研究は英グラスゴー大学によるもので、2021年9月1日付で『Advanced Inte…詳細を見る -
汗で発電する、ウェアラブルデバイス向けにサステナブルなスーパーキャパシタを開発
グラスゴー大学の研究グループは、電解質として汗を用いた柔軟性のあるスーパーキャパシタを開発した。電極には、柔軟性に優れているポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン):ポリスチレンスルホン酸(PEDOT:PSS)を使用し…詳細を見る -
宇宙に配置した反射鏡で地上の太陽光発電を強化するための研究
先進的な研究を支援する欧州研究会議(ERC)は、2020年3月31日、地球を周回する軌道上に配置した反射鏡で太陽光発電を強化するという英グラスゴー大学の壮大な研究に対し、ERC上級助成金250万ユーロの支給を決定した。 …詳細を見る -
化学に関する確率論――結晶の成長から、真にランダムな乱数の生成に成功
暗号化やその他の数学モデリングでは乱数生成が必要不可欠だ。人為的に選んだ数字は完全にランダムなものとは言えず、コンピューターのアルゴリズムが生み出す乱数には規則性があり、あくまで「疑似的な乱数」だ。完全にランダムな乱数を…詳細を見る -
99.7%超の精度でウイスキーを識別する人工舌――偽造アルコールの識別にも活用可能か
スコットランドのグラスゴー大学とストラスクライド大学は、金とアルミニウムの光学的特性を利用して、ウイスキーのわずかな味の違いがわかる人工の「舌」を開発した。この成果は、2019年7月3日に『Nanoscale』に掲載され…詳細を見る