アーカイブ:2018年 2月
-
日清エンジニアリング、半導体の接合材料「微酸素雰囲気で焼結可能な銅ナノ粒子」を開発
日清エンジニアリングは2018年2月2日、次世代パワー半導体の接合に対応した「微酸素雰囲気で焼結可能な銅ナノ粒子」を開発したと発表した。 パワー半導体の半導体素子を基板に接合する材料には、主にはんだなどの低融点材料…詳細を見る -
東北大と産総研、リサイクル可能で廃棄物を出さない3次元ナノポーラス合金の作製手法を開発
東北大学と産業技術総合研究所(産総研)は2018年2月2日、気相脱合金法による3次元ナノポーラス合金の新しい作製手法を開発したと発表した。 ナノポーラス合金は、ナノスケールの細孔から構成されるスポンジ状の構造を持ち…詳細を見る -
産総研とNTT、電子1個でオン・オフを表現するデジタル変調技術を開発
産業技術総合研究所(産総研)とNTTは2018年2月2日、電流の最小単位である電子を1個単位でオン・オフ制御できる単一電子デジタル変調技術を開発したと発表した。 ナノテクノロジーの発展に伴い、さまざまな研究分野で測…詳細を見る -
ホテル並みの快適性――3Dプリンターで作られた冷暖房完備のオフグリッドハウス「PassivDom」
ウクライナ発のスタートアップが開発したオフグリッドハウス「PassivDom」が注目を集めている。 「グリッド」とは送電線網のことで、オフグリッドハウスは、電力網から切り離された住宅のことをいう。一般的には電気を使…詳細を見る -
蜂蜜のような液体を射出できる――東京農工大、高粘度液体を射出可能な装置を開発
東京農工大学は2018年2月2日、蜂蜜のような粘り気の強い液体を射出できる装置を新たに開発したと発表した。次世代インクジェット技術をはじめ、幅広い分野での応用が期待される。 現状の液体を射出する技術では、液体を小さ…詳細を見る -
アメリカ雇用統計、堅調に推移も勢いにやや陰りか
アメリカ労働省が2017年12月の雇用統計を発表した。統計によると14万8000人の雇用が創出され、着実に成長しているという。 失業率は4.1%と17年ぶりの低水準を維持した。しかし市場の期待よりは低い値だったよう…詳細を見る -
130年来の難問を解決――沖縄科学技術大学、パイプラインを通過する「遷移流」の摩擦の法則を発見
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年2月1日、130年来の疑問だったパイプラインにおける「遷移流」の摩擦の法則を、同大学の研究チームが発見したと発表した。石油精製所などの産業現場で流体がパイプラインを遷移流とし…詳細を見る -
産総研と東大、光子・粒子・電磁波用超伝導検出器の画素数を従来の5倍以上に増大する読出回路を開発
産業技術総合研究所(産総研)は2018年2月1日、東京大学と共同で、1本の読出線上に従来の5倍となる1000画素以上の信号を載せることができる、超伝導検出器用の信号読出回路を開発したと発表した。汎用型高性能計測器の小型化…詳細を見る -
なじみ運転時間を短縮し低昇温化を実現――ジェイテクト、工作機械主軸用「グリース潤滑低昇温アンギュラ玉軸受」を開発
ジェイテクトは2018年1月31日、工作機械主軸用軸受「ハイアビリーシリーズ」の性能向上を目的として、「グリース潤滑低昇温アンギュラ玉軸受」を開発、量産を開始したと発表した。保持器形状の最適化により回転時の昇温を抑え、工…詳細を見る -
古代エジプトの技術にヒントを得て、燃料電池用新型触媒を開発
アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学の研究チームは、古代エジプトの金メッキの伝統技術からヒントを得て、現代の最先端技術である燃料電池を改良する手法を考案した。コバルトのナノ粒子から成るコアの表面を白金のナノ粒子の薄い被膜で…詳細を見る