カテゴリー:ニュース
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永電磁石で振動を減衰させる新技術を開発 ウィーン工科大学
オーストリアのウィーン工科大学は2024年7月17日、永電磁石を使った新しい振動減衰技術を開発したと発表した。この技術では電流の継続供給なしで磁力を維持し、電気パルスにより高速で磁化を変化させている。 精密測定にお…詳細を見る -
犬用の人工膝関節を開発――ペットの治療に新たな選択肢を提供
米テキサスA&M大学は2024年8月6日、同大学のバイオメディカル工学科の4年生5人からなるキャップストーン・チームが、犬用の人工膝関節を開発したと発表した。 現在の犬の人工膝関節置換術の手術は、保険に加入…詳細を見る -
船舶が排出する二酸化炭素を無害な海塩に変換する、炭素回収/貯蔵技術を開発 米スタートアップ
カリフォルニア工科大学(Caltech)と南カリフォルニア大学(USC)によるスピンオフスタートアップ企業のCalcareaが、船舶エンジンから排出される二酸化炭素(CO2)を無害な炭酸水素塩に変える新しいシステムを開発…詳細を見る -
不凍作用のあるテルフェニル分子の開発に成功 名古屋工大
名古屋工業大学は2024年9月6日、天然の不凍タンパク質に匹敵する不凍活性を示すp-テルフェニル分子の開発に成功したと発表した。極寒環境で生きる生物の不凍メカニズムの解明や、食品や医療、材料科学などでの応用につながると期…詳細を見る -
フッ化物イオン導電性固体電解質のイオン伝導メカニズムを解明 京都大学
京都大学は2024年9月6日、全固体フッ化物電池で使われるフッ化物イオン導電性固体電解質Ca0.48Ba0.52F2のイオン伝導メカニズムを、原子レベルで解明したと発表した。ポスト・リチウムイオン電池の最有力候補の一つで…詳細を見る -
100%水素を使用する新型燃料電池で、60%の電気変換効率を達成 米Bloom Energy
電力システム技術を開発する米Bloom Energyは2024年8月5日、同社の固体酸化物形燃料電池(SOFC: Solid Oxide Fuel Cell)技術を利用した「Bloom Energy Server」ソリュ…詳細を見る -
太陽光を使って排水を肥料に変える「人工葉」を開発
ニューサウスウェールズ大学(UNSW)は2024年8月5日、同大学の研究チームが太陽光を利用して廃液中の硝酸を肥料用の硝酸アンモニウムに変換する「人工葉」を開発したと発表した。従来のアンモニアの工業的製法とは異なり、製造…詳細を見る -
3Dプリントより14倍高速に造形――再利用可能で20分以内に金型を変形させる技術を開発
イギリスの新興企業Fyousは2024年6月18日、再利用可能な造形技術「PolyMorphic」を発表した。20分以内に形を変えることができ、3Dプリンティングより最大で14倍高速に造形できるとうたっている。 P…詳細を見る -
27%の効率を超える両面ペロブスカイト太陽電池の構造を提案
インドの国立工科大学とインド工科大学の研究チームが、シミュレーションによりペロブスカイト太陽電池(PSC)を最適化し、前面照明と背面照明の両方で27%を超える電力変換効率を示す構造を提案した。同研究成果は2024年6月4…詳細を見る -
コンクリートにセルロースナノファイバーを加えることで3Dプリント技術を向上
バージニア大学は2024年7月31日、同大学の工学・応用科学部の研究チームが、3Dプリント用のコンクリートに植物繊維由来のセルロースナノファイバー(CNF)を加えることにより、3Dプリント技術を向上させられることを実証し…詳細を見る