カテゴリー:技術ニュース
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産総研、高い電磁波遮蔽能を持つ水性塗料を開発 カーボンナノチューブを用いる
産業技術総合研究所(産総研)は2017年6月12日、スーパーグロース法で作製した単層カーボンナノチューブ(SGCNT)を用いて、高い電磁波遮蔽能を持つ膜を形成する塗料を開発したと発表した。同研究所のナノチューブ実用化研究…詳細を見る -
太陽光で稼働、大気を浄化して水素燃料を産生する小型デバイスを開発
ベルギーのアントワープ大学とルーベン・カトリック大学は2017年5月8日、汚染大気を浄化して水素燃料に変える小型デバイスの開発に成功したと発表した。 両大学の研究チームが開発した小型デバイスは、膜で仕切られた2つの…詳細を見る -
NIMS、3倍以上の衝撃吸収性能を持つマグネシウム合金を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2017年5月26日、室温で蛇腹状に変形できるマグネシウム合金の開発に成功したと発表した。自動車などの軽量化に貢献できる可能性がある。 マグネシウムやマグネシウム合金は、実用金属材料…詳細を見る -
桃の熟度評価が容易に? 芝浦工大、くだものの硬さを非接触・非破壊で評価するシステムを開発
芝浦工業大学は2017年6月9日、同大学機械機能工学科の細矢直基准教授らの研究グループが、北海道大学の梶原逸朗教授との共同研究において、レーザー誘起プラズマ(LIP:Laser-Induced Plasma)による衝撃波…詳細を見る -
東京農工大と明大、ナッツの殻から機能性グリーンプラスチックを開発
東京農工大学と明治大学による研究グループは2017年6月7日、カシューナッツの殻から得られる天然植物油(カシューオイル)を使用して、環境や人体に有害なホルムアルデヒドなどの化合物を使わず室温で成形可能なグリーンプラスチッ…詳細を見る -
Tesla Motors、バッテリーの経年劣化を食い止め最大20年に寿命伸長か
加ダルハウジー大学のJeff Dahn教授は、米Tesla Motorsと組んでリチウムバッテリーの寿命を数十年にまで伸ばす方法を研究している。その研究内容について、2017年5月3日、米マサチューセッツ工科大学(MIT…詳細を見る -
NECと東工大、AIにより視認性を向上する「マルチモーダル画像融合技術」を開発
NECと東京工業大学工学院の奥富正敏教授らの研究グループは2017年6月5日、一般カメラで撮影した可視光画像と、サーモカメラなどで撮影した非可視光画像を、AIを用いて自動的かつ効果的に合成し、それぞれの画像単独では捉えに…詳細を見る -
三重富士通セミコンダクターと広島大、ミリ波帯用低消費電力CMOS増幅器を開発
三重富士通セミコンダクター(MIFS)と広島大学は2017年6月5日、MIFSのDeeply Depleted Channel(DDC)技術を用いて、80〜106GHzの広帯域にわたって動作する超低消費電力CMOS増幅器…詳細を見る -
銀ではなく銅インクで――産総研、銅インク印刷技術を改良してラジオ内蔵野球帽を試作
産業技術総合研究所(産総研)は2017年6月2日、銅インクを用いて配線したフレキシブルなラジオをツバの部分に組み込んだ野球帽を試作したと発表した。 近年、低コスト・省資源で電子デバイスを製造できるプリンテッド・エレ…詳細を見る -
使い終わったら自然に還る――スタンフォード大、生分解性のあるエコ電子材料を開発
スタンフォード大学は、人の皮膚のように柔軟で自己再生し、生分解性のある電子材料を開発した。人体や環境への負荷が少なく、医療や環境保護の分野への応用が期待されている。 開発されたのは、食酢などの弱酸で容易に分解する半…詳細を見る