カテゴリー:技術ニュース
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木材由来の新材料で、リチウムイオン電池の出力/安全性を向上 米ブラウン大学など
高出力で、より安全な固体材料を用いたリチウムイオン電池の研究が進められている。米ブラウン大学とメリーランド大学の共同研究チームは、「木」というこれまでにない材料から固体電池の材料を開発した。この研究成果は2021年10月…詳細を見る -
GA-EMSとボーイング、米陸軍から高出力レーザー兵器開発契約を受注
米General Atomics Electromagnetic Systems(GA-EMS)と米ボーイングは、米陸軍即応能力/重要技術局(RCCTO)から300kW級の高出力レーザー兵器システムを開発する契約を受注し…詳細を見る -
世界初の「カーボン空気二次電池システム」を開発 東工大
東京工業大学は2021年12月17日、同大学の研究グループがCO2の電気分解を利用した蓄電と、炭素と空気を用いた化学反応による発電を組み合わせた固体酸化物型の大容量蓄電システムを世界で初めて開発したと発表した。CO2の電…詳細を見る -
熱の局所的かつ過渡的な逆流現象を初めて理論的に解明 産総研
国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は2021年12月16日、同研究所の応用電気標準研究グループが、材料両端の温度差とは逆向きの熱流が局所的かつ過渡的に発生する「熱インダクタンス現象」が、条件次第で材料にかかわら…詳細を見る -
世界初の水素を動力とする自転車「LAVO bike」を開発
プロダクトデザインを手掛けるオランダのStudio MOMは、水素を動力源とする世界初の自転車「LAVO bike」を開発した。LAVO bikeには、オーストラリアの水素エネルギー関連企業LAVOが開発した初の家庭用水…詳細を見る -
身体の各部位にフィットするウェアラブルデバイスを3Dプリントで作製――無線給電に対応、測定精度も向上
歩数や心拍数などを計測するウェアラブルデバイスは、以前と比べてずっと入手しやすくなった。しかし、高齢者のフレイルチェック、命にかかわる病気の迅速な診断、新薬の有効性テスト、プロスポーツ選手のパフォーマンスの記録などの用途…詳細を見る -
NASA、月面での原子力発電デザインコンセプトを募集――10年以内の運用を目指す
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、計画中の有人月面着陸「アルテミス計画」、さらにその先の火星有人探査で必要な電力を確保するため、核分裂を利用した原子力発電システム「Fission Surface Power(FSP)」を…詳細を見る -
形状記憶セラミックス開発に向け、材料設計指針を検討
ドイツのキール大学とアメリカのミネソタ大学の共同研究チームが、将来的に形状記憶セラミックスの開発に繋がる可能性のある、「可逆的なマルテンサイト変態」を発現する材料設計指針について基礎的な知見を明らかにした。Zr系酸化物セ…詳細を見る -
EMS最大手のFoxconn、電気自動車3モデルを発表
スマートマニュファクチャリングの世界的リーダーである台湾の鴻海(ホンハイ)科技集団(Foxconn)が、2021年10月18日に開催されたイベントで、電気自動車のプロトタイプ3車種を発表した。 SUV車の「モデルC…詳細を見る -
サステナブルな糖類からガソリンを作る――グルコースを脂肪酸に変える大腸菌を開発
生物は、グルコースなどの再生可能な糖質をさまざまな炭素を含む低分子に体内で変換できるが、無置換の炭化水素のように細胞のみからでは生成するのが難しい分子もある。ニューヨーク州立大学バッファロー校の研究チームは、遺伝子操作し…詳細を見る