カテゴリー:技術ニュース
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酸化物系全固体電池の安全性を向上させる高容量の正負極材料を開発 産総研
産業技術総合研究所は2021年11月20日、次世代リチウムイオン電池である酸化物系全固体電池の安全性を向上させる、高容量の正負極材料を開発したと発表した。 難燃性の無機の固体電解質粒子を用いる全固体リチウムイオン電…詳細を見る -
宇宙塵探査実証衛星「ASTERISC」の打ち上げ、初期運用開始に成功――大面積ダストセンサーを搭載 千葉工業大学
千葉工業大学は2021年11月22日、同大学惑星探査研究センターの超小型衛星2号機となる宇宙塵探査実証衛星「ASTERISC」(アスタリスク)の打ち上げ、軌道投入、および初期運用開始に成功したと発表した。 同衛星は…詳細を見る -
街路樹が街灯になる――MITが植物を発光させる技術を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、ナノバイオニクスの手法を用いて発光する植物を開発した。葉に特殊なナノ粒子を埋め込んだクレソンは、4時間にわたり光を放ち続けた。この実験で発したのは弱い光だが、最適化が進め…詳細を見る -
世界最大規模の「模擬宇宙」シミュレーションデータを公開 千葉大ら
千葉大学の石山智明准教授を中心とする国際研究グループは、岩手県の国立天文台水沢キャンパスに設置されているスーパーコンピューター「アテルイII」を用いて、世界最大規模のダークマター構造形成シミュレーションに成功し、100テ…詳細を見る -
プロペラで空を飛び、スケートボードにも乗れる2足歩行ロボット「LEONARDO」
カリフォルニア工科大学の研究チームは、脚に関節、肩にプロペラを備え、歩行と飛行を組み合わせた動きをする2足ロボット「LEONARDO(LEgs ONboARD drOne)」を開発した。歩いたり飛び上がったりするだけでな…詳細を見る -
電気スイッチ一つで絶縁体を高超伝導体に繰り返し切り替え――全固体素子で液漏れの心配なし 北海道大
北海道大学は2021年11月19日、同大電子科学研究所の研究グループが、電気スイッチ一つで絶縁体を超伝導体に繰り返し切り替えることに成功したと発表した。研究成果は2021年11月4日付で『ACS Applied Mate…詳細を見る -
車とオートバイが融合――オープンホイール構造のEV「RYZR」を発表
上海汽車集団(SAIC)の傘下で「MG」ブランド(中国国内向けはROEWE)のデザインを手掛ける「SAIC Design Advanced London」は、SAICが新たに立ち上げたEVブランド「R」向けの新たなモビリ…詳細を見る -
鉄表面における腐食プロセスを最先端機器で解析――大気中のCO2吸着が重要な役割
ミシガン工科大学MTUの研究チームが、大気や水にさらされる鉄の表面において、どのように錆や腐食が進展するのかを解析する、最先端解析機器を用いた手法を開発した。深刻化している橋梁や下水道など老朽化インフラの損傷を防止し、耐…詳細を見る -
3Dプリント積層技術により、チタン合金とステンレス鋼から高性能な新材料を創製
香港城市大学の研究チームが、3Dプリンティング積層造形技術によって、チタン合金に少量のステンレス鋼を分散させ、これまでには無かった斬新なミクロ組織と機械的性質を持つ新材料を創製する手法を考案した。鉄鋼に比べて約40%と軽…詳細を見る -
米Bell、新型自律飛行デリバリードローン「APT」を公開
近年、物流分野でのドローンの活用が注目されているが、軍の兵站にも利用されるようになりそうだ。アメリカのヘリコプターメーカーのBell Textronは、同社の自律型輸送ドローン「Autonomous Pod Transp…詳細を見る