カテゴリー:技術ニュース
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ゴムのしなやかさと樹脂の強靭さを兼備――ブリヂストン、ゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた世界初のポリマー「High Strength Rubber」を開発
ブリヂストンは2018年5月17日、ゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた世界初のポリマー「High Strength Rubber(以下、HSR)」の開発に成功したと発表した。一般的な合成ゴムよりも耐破壊特性が高い天然ゴム…詳細を見る -
溶融金属の飛散量を95%以上削減――三菱電機、「火花がほとんどでないファイバーレーザー溶接技術」を開発
三菱電機は2018年5月17日、同社の100%子会社である多田電機と共同で「火花がほとんどでないファイバーレーザー溶接技術」を開発したと発表した。ファイバーレーザー溶接の不良や溶接速度低下の原因となる、火花状態になった溶…詳細を見る -
機械学習を使い、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)形成メカニズムのシミュレーションに成功
フィンランドのアールト大学とイギリスのケンブリッジ大学のコンピューターサイエンス分野の研究者らは、機械学習技術を使い、規則的な結晶構造を持たないアモルファスが形成されるプロセスを初めて原子レベルでモデル化することに成功し…詳細を見る -
マイクロバブル利用し超高エネルギーの粒子を放射――阪大、新たな粒子加速機構を発見
大阪大学は2018年5月15日、ミクロンサイズのバブル(球状の空洞)を内包する水素化合物の外側から超高強度レーザーを照射すると、バブルが原子サイズにまで収縮した瞬間に超高エネルギーの水素イオン(プロトン)が放射される「マ…詳細を見る -
窒化ガリウム(GaN)ウエハー全面の「ゆがみ」をすばやく詳細に可視化――NIMSが新手法を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年5月16日、窒化ガリウム(GaN)半導体の直径2インチウエハー結晶面の「ゆがみ」を、ウエハー全面を一度に、しかも数10μmの空間分解能で可視化する新たな評価手法を開発したと発表し…詳細を見る -
過冷却した液体中の分子構造は乱雑ではない――東大、共融点近傍でのガラス形成の原因解明
東京大学は2018年5月16日、2種類の結晶と液体の三相が共存する三重点や共融点近傍でガラスが形成されやすい原因を、理論および数値シミュレーションにより解明したと発表した。 2種類の結晶と液体の三相が共存する、1成…詳細を見る -
ナノサイズの分子ベアリングでは、ほぼ摩擦のない回転運動が可能であることを発見 東大
東京大学は2018年5月15日、ナノサイズの分子のベアリング(軸受)においては、ほとんど摩擦のない回転運動(慣性回転)が可能であることを発見したと発表した。回転速度の測定は固体試料で行われ、固体内での束縛があるのに加えて…詳細を見る -
ビール工場の排水で発電――九州大とアサヒがバイオメタンガスを用いた長時間連続発電に成功
九州大学は2018年5月15日、アサヒグループホールディングス(以下、AGHD)との共同研究で、ビール工場の製造工程で生成される多量のバイオメタンガス(以下、バイオガス)を利用した固体酸化物形燃料電池(以下、SOFC)に…詳細を見る -
超高速伝送と省電力化に成功――電気光学ポリマーを用いた光変調器を開発 九州大など
九州大学は2018年5月15日、日産化学工業と共同で優れた電気光学特性と熱安定性を持つポリマーの開発を、アダマンド並木精密宝石と共同で超高速光変調器のモジュール開発をそれぞれ進め、従来の無機系光変調器では到達困難な光デー…詳細を見る -
磁場で音を制御する――3Dプリント製アクティブメタマテリアルを開発
南カルフォルニア大学土木環境工学科のQiming Wang准教授らのグループが2018年4月11日、磁場を使って遠隔でオン/オフできる3Dプリント製音響メタマテリアルを開発したと発表した。ノイズキャンセラーや振動抑制装置…詳細を見る