カテゴリー:技術ニュース
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全固体電極材料の発熱メカニズム解明に前進――大阪府立大など、全固体リチウム電池実現に向けた熱安定性評価技術を開発
大阪府立大学と物質・材料研究機構は2018年4月18日、全固体電極材料の熱安定性評価技術を開発したと発表した。全固体電極材料の発熱反応のメカニズム解明に向け前進したとともに、次世代全固体リチウム電池の実用化に大きく貢献す…詳細を見る -
UCバークレー、厚さわずか3原子の超薄型発光デバイスを開発
カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが、数層の2次元結晶で構成される発光デバイスを開発した。3原子程度の厚さしかない単層半導体で、ほぼ透明かつ柔軟性に富み、壁や窓に設置する透明ディスプレイなどへの応用が期待されてい…詳細を見る -
動画ホログラフィーを可能にする専用超高速計算機システムを開発 千葉大学
千葉大学は2018年4月18日、同大学のグローバルプロミネント研究基幹「次世代3次元映像計測技術の創成と応用」グループが、独自の計算機システムを開発し、ビデオホログラフィーの実用化の可能性を示すことに成功したと発表した。…詳細を見る -
純度100%のオゾンを利用し、常温で酸化膜を作る技術を開発 明電舎
明電舎は2018年4月17日、純度100%のオゾン(ピュアオゾン)を使用した常温成膜技術を確立したと発表した。常温での成膜技術は世界初だという。 同社は、フレキシブル有機ELディスプレイ分野、PE(プリンテッドエレ…詳細を見る -
服に簡単に貼り付けられる超薄型有機太陽電池を、理研と東レが開発――耐熱性とエネルギー変換効率を両立
理化学研究所は2018年4月17日、東レとの共同研究グループが、柔軟性に富み、耐熱性と高いエネルギー変換効率を持つ超薄型有機太陽電池の開発に成功したと発表した。布地の接着等に一般的に用いられるホットメルト手法により衣服に…詳細を見る -
3Dプリンターに最適化した金属粉末を開発ーー高い強度と延性、耐食性の合金を造形可能 日立金属
日立金属は2018年4月17日、日立製作所と共同で金属3Dプリンター(金属積層造形)に適した金属粉末を開発、これを用いた金属3Dプリンターのプロセス条件を見出し、ハイエントロピー合金「HiPEACE」の造形に成功したと発…詳細を見る -
1μm以下の銀配線を印刷できる「スーパーナップ法」、技術の鍵となるメカニズムを解明
東京大学、産業技術総合研究所(産総研)、山形大学による研究チームは2018年4月17日、線幅1μm以下の銀配線を簡便・高速・大面積に印刷できる「スーパーナップ法」について研究し、技術の鍵となる銀ナノ粒子の吸着性とインクの…詳細を見る -
NASA、静粛超音速旅客機の実証機「X-plane」をLockheed Martinに発注
NASAは、静粛超音速旅客機の実証機「X-plane」の発注先を、Lockheed Martinに決定した。契約金額は約2億5千万ドルで、契約期間は2021年末だ。 超音速旅客機といえばフランスとイギリスが共同開発…詳細を見る -
3Dプリンターで高い強度と骨置換性の人工骨――理研とリコーが製造技術を開発
理化学研究所(理研)とリコーによる共同研究チームは2018年4月14日、患者の骨の内部を含む欠損部位の形状を再現した人工骨を3Dプリンター技術により製造する手法を開発したと発表した。 これまで、3Dプリンターで造形…詳細を見る -
東大、電圧で局所的に磁化を反転させることに成功――レーストラックメモリーの消費電力を大幅に低減
東京大学は2018年4月16日、磁性細線の一部に絶縁層を介して電圧を加えることで、狙った箇所のみの磁化を反転させること(反転磁区を導入すること)に室温で成功したと発表した。「レーストラックメモリー」の消費電力を大きく低減…詳細を見る