カテゴリー:技術ニュース
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NIMS、全固体電池向けシリコン負極の高容量、安定動作に成功――電気自動車の航続距離大幅延伸に期待
物質・材料研究機構は2018年5月14日、ナノ多孔構造を導入したアモルファスシリコン負極膜が高容量で安定動作することを発見したと発表した。 シリコンは、従来の黒鉛負極と比較して重量容量密度で約11倍、体積容量密度で…詳細を見る -
STT-MRAMの高性能化と高歩留まりを両立させる技術を開発 東北大と東京エレクトロン
東北大学は2018年5月14日、東京エレクトロンと共同で、反応性イオンエッチングプロセスの開発によるスピントランスファートルク型磁気ランダムアクセスメモリーの高性能化と歩留まり率向上の両立に成功したと発表した。同大学によ…詳細を見る -
原子力機構、電子状態計算による合金設計手法を開発――割れにくいマグネシウム合金開発へ貢献
日本原子力研究開発機構は2018年5月11日、大型計算機「ICE X」(アイス エックス)を用いた電子状態計算により、合金の「割れにくさ」を向上させる元素を探索する手法を開発したと発表した。 マグネシウム合金は、延…詳細を見る -
豊橋技科大、カーボンナノチューブの内部孔に赤リンを詰めたリチウムイオン電池電極を開発――現行の電極に比べ電池容量が2倍
豊橋技術科学大学は2018年5月11日、側壁に孔を開けたカーボンナノチューブ(CNT)の中空孔に赤リンを詰め込んだ高容量リチウムイオン電池(LIB)電極を開発したと発表した。その電池容量は、現行のLIB電極材料のグラファ…詳細を見る -
豊橋技科大、交互配列を有するポリ乳酸合成法を開発――他のモノマーからなるポリエステルにも転用可能
豊橋技術科学大学は2018年5月11日、「シンジオタクチック型」ポリ乳酸の合成法を開発したと発表した。 ポリ乳酸は、トウモロコシやジャガイモ由来のデンプンなど、再生可能資源からの生産が可能なポリエステルだ。また、代…詳細を見る -
古典的な亜鉛電池を革新する――高エネルギー密度と再充電を実現する技術
米国陸軍研究所(ARL)を中心とする研究チームが、高いエネルギー密度を持つとともに、再充電可能な亜鉛電池を開発した。新しい種類の水溶性電解質を用いることにより、古典的だが安全な亜鉛電池技術の革新に成功したといえる。研究成…詳細を見る -
電動航空機スタートアップ、バッテリーで飛行する航空機を中近東への導入を目指す
アメリカを拠点とする電動航空機スタートアップ「Wright Electric」が、ドバイのFBO(Fixed Base Operator)「Jetex」と電動航空機の導入に関するパートナーシップ契約を締結した。 W…詳細を見る -
タイヤのように転がしたり、浮き輪のように水に浮かべたりして運搬できる水容器「球状ハニカムコア」
明治大学は2018年5月8日、球状ハニカムコアを開発し、第8回世界水フォーラムに展示したと発表した。 同大学理工学部機械工学科機能デザイン研究室(石田祥子専任講師)は、NPO楽市楽画と共同で、水を貯蔵し運搬する容器…詳細を見る -
NEDO、輸送機器の軽量化を目指す新材料開発プロジェクトを拡大し4テーマ追加
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2018年5月8日、自動車など輸送機器の軽量化を目指す新材料の研究開発プロジェクトで、4つの研究開発テーマを追加採択したと発表した。マルチマテリアル設計と評価技術を確立して…詳細を見る -
磁性元素を持たない磁性体を理論的に予測――産総研、フラットバンド模型を実現しうる実在の物質を発見
産業技術総合研究所(産総研)は2018年5月8日、「磁性元素を含まないパイロクロア型酸化物であるSn2Nb2O7やSn2Ta2O7(Sn:スズ、Nb:ニオブ、Ta:タンタル、O:酸素)に正孔を導入できれば、磁石としての性…詳細を見る