カテゴリー:技術ニュース
-
三井化学、エクリオスが超薄型有機太陽電池の基板に採用――次世代のウェアラブル素材への活用に期待
三井化学は2018年5月31日、同社の新規開発品である透明ポリイミド用液状材料「エクリオス」が、理化学研究所、東レ、科学技術振興機構(JST)などのメンバーで構成される国際共同研究グループが新たに開発した、超薄型有機太陽…詳細を見る -
光の力でナノ粒子を捕集――北大ら、ナノ粒子をワンステップで配置/固定する新技術を開発
北海道大学は2018年5月31日、熊本大学と共同で、金属のナノサイズ空隙にナノ粒子を非接触で捕集し、ワンステップで配置/固定する新技術を開発したと発表した。 医薬品、化粧品、燃料電池の触媒など幅広く利用されているナ…詳細を見る -
車窓からの風景に触れられる――Fordの視覚障がい者向けスマートウィンドウ「Feel The View」
ドライブに出掛けたときの車窓から眺める海や山の風景は思い出深いものだ。これを目の不自由な人にも感じてもらおうと、Ford ItaliaとGTB Roma、視覚障がい者向け機器を開発するスタートアップAedoが協力して考案…詳細を見る -
実際の走行状況を踏まえたタイヤ・車両の空力シミュレーション技術、東洋ゴムが開発
東洋ゴム工業は2018年5月30日、タイヤが実際の路面を動いているのと同じ状態で、タイヤと車両の空力特性を解析・予測できる「モビリティ・エアロダイナミクス(空力シミュレーション)技術」を独自に開発したと発表した。 …詳細を見る -
東北大学など、水を噴射し空中に浮上する消火ホース「ドラゴンファイヤーファイター」を開発
東北大学などによる研究グループは2018年5月30日、水を噴射して空中に浮上し、建物内に突入して、火元を直接消火できる空飛ぶ消火ロボット「ドラゴンファイヤーファイター」のプロトタイプの開発に成功したと発表した。内閣府の革…詳細を見る -
産総研、機械学習の訓練時間を最大1/5に短縮する計算方式と回路を考案
産業技術総合研究所は2018年5月29日、東京大学と共同で、機械学習での訓練処理の時間を短縮する計算方式と回路を考案したと発表した。高速化が難しい訓練処理の処理能力を最大で5倍に向上できることをシミュレーションで確認した…詳細を見る -
JSTと東北大、スピン流スイッチの動作原理を発見――エレクトロニクスの次、高速・省電力デバイス開発のカギとなる「スピントロニクス」発展の一助に
科学技術振興機構(JST)と東北大学は2018年5月29日、スピン流の流れやすさを制御するスピン流スイッチの原理を発見・実証したと発表した。 高速な不揮発メモリーや超高密度なハードディスクなど、次世代情報処理技術「…詳細を見る -
宇宙線ミュオンが電子機器の誤作動を起こすーー九州大などが負ミュオンは正ミュオンよりもビット反転を起こすことを実証
九州大学や大阪大学などの共同研究グループは2018年5月29日、J-PARC物質・生命科学実験施設(MLF)内のミュオン実験装置MUSEで半導体デバイスに対する正および負ミュオン照射試験を行い、正ミュオンに比べて負ミュオ…詳細を見る -
超音波で神経パルスを送り込む――ワイヤレス末梢神経刺激システム「StimDust」
カリフォルニア大学バークレー校の電子工学科およびコンピューター科学科のRikky Muller准教授らのグループが2018年4月10日、砂粒ほどのサイズのワイヤレス末梢神経刺激システム「StimDust」を開発したと発表…詳細を見る -
「酸フッ化物」が可視光照射下で光触媒として機能することを発見 東工大と中央大
東京工業大学は2018年5月28日、中央大学と共同で鉛とチタンからなる「酸フッ化物」が可視光照射下で光触媒として機能することを発見したと発表した。 太陽光に多く含まれる可視光を利用して、水や二酸化炭素を水素やギ酸な…詳細を見る