カテゴリー:技術ニュース
-
最も重い素粒子「トップクォーク」の質量起源もヒッグス機構と判明――欧州合同原子核研究機関が発表
大型ハドロン衝突型加速器(LHC)のATLAS測定器で実験を行う「アトラス日本グループ」の主要メンバーである高エネルギー加速器研究機構と東京大学は2018年6月7日、欧州合同原子核研究機関(CERN)が同年6月4日午後2…詳細を見る -
患者に合わせて成長する心臓弁――シミュレーションを使って再生医療による心臓弁を最適化設計する
チューリッヒ大学の研究チームが、再生医療による心臓弁を、コンピューターシミュレーションを使って最適設計する技術を開発した。各患者に合わせて移植組織がどのように成長、機能発揮するのかを予測し、複雑な心臓弁の構造設計を最適化…詳細を見る -
量子スピンアイス中の「創発的光」出現の痕跡を観察――沖縄科学技術大などが方法を提起
沖縄科学技術大学院大学は2018年6月6日、同大学のニック・シャノン教授らの研究グループが2012年に提起した、量子スピンアイス中の光を検知する方法による特徴的な痕跡を、スイスの研究者らが実験により観察することに成功した…詳細を見る -
不二ライトメタルと産総研、医療機器用マグネシウム合金部材の成形技術を開発――患者のQOL向上に期待
不二ライトメタルは2018年6月5日、NEDO事業において、産業技術総合研究所との共同研究により、医療機器向けにマグネシウム合金部材の成形技術を開発したと発表した。 手術後に患者の体内に留置されるステント(血管や腸…詳細を見る -
米バッファロー大、太陽光浄水器の効率を飛躍的に高める技術を発表
米ニューヨーク州立大学バッファロー校の研究者らが、太陽光を利用した浄水器の効率を飛躍的に高める技術を発表した。 太陽のエネルギーで水を蒸発させて浄化するという考えは古くからあり、ギリシャの哲学者アリストテレスは、2…詳細を見る -
星光PMCが開発したCNF複合材料「STARCEL」が最新ランニングシューズに採用
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2018年6月1日、NEDOプロジェクトの成果をもとに開発されたセルロースナノファイバー(CNF)複合材料「STARCEL」が最新ランニングシューズに採用されたと発表した。…詳細を見る -
NIMSら、電子伝導性配位構造体の蓄電機能を発見――次世代蓄電池の電極材料として期待
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年5月31日、東京大学、理化学研究所、京都工芸繊維大学と共同で、結晶構造を自在に制御できる電子伝導性配位構造体が、有望な蓄電池の電極材料となり得ることを発見したと発表した。 …詳細を見る -
UACJと産総研、アルミニウム先端技術連携研究ラボを設立――環境負荷低減に期待
アルミニウム国内最大手のUACJと産業技術総合研究所(産総研)は2018年6月1日、連携研究ラボ「UACJ-産総研 アルミニウム先端技術連携研究ラボ」を設立すると発表した。 アルミニウムは、高い熱伝導率や比強度、低…詳細を見る -
IBM、1×1mmの”世界最小”コンピューターを披露――ブロックチェーンに活用し、偽造・すり替えゼロの社会へ
IBMは2018年3月、同社の年次イベント「Think 2018」において、塩の粒よりも小さな“世界最小”コンピューターを発表した。 海外メディアが伝えるところでは、“世界最小”コンピューターのサイズはわず…詳細を見る -
量子コンピューター実現のカギとなる「量子スピン液体」を示す新材料
オレゴン州立大学OSUの研究チームが、量子コンピューターのキーとなる可能性がある物質を見出した。オスミウム(記号Os)を用いた無機化合物で、絶対零度近くに冷却しても、電子スピンの向きが整列しない「量子スピン液体」の状態示…詳細を見る