カテゴリー:技術ニュース
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分子に”触れる”とどうなるか?――力場中の単一分子の振動エネルギーを解明 金沢大など
金沢大学などによる研究グループは2018年4月25日、走査型プローブ顕微鏡の金属探針先端が表面上に吸着した1つの分子に及ぼす力と、力を受けた分子の振動エネルギーの関係を解明したと発表した。 表面に吸着した分子は表面…詳細を見る -
糸状の編める電池を開発――充電可能で防水性を備え、切ってもまたつなげれば電池に
香港城市大学などがつくる研究グループは2018年3月、充電可能で防水性と柔軟性を兼ね備えた糸状の電池を開発したと発表した。この電池は、切り刻んだ後も機能することを確認できたという。 1次元状のファイバーや糸は、小さ…詳細を見る -
平衡状態では量子もつれの分布も普遍的――ブラックホールから電子まで幅広く適用可能な理論 東大
東京大学は2018年4月24日、同大学の研究グループが、量子純粋状態かつ平衡状態になっている時の、量子もつれの空間分布を完全に決定したと発表した。この空間分布は熱力学エントロピーのみによって決まり、物質の種類や平衡状態の…詳細を見る -
過冷却水の高密度液体と低密度液体、擬2次元空間に閉じ込められた水で存在を発見
東京理科大学や慶應義塾大学などは2018年4月24日、擬2次元空間に閉じ込められた水に、高密度液体と低密度液体の2つの状態が存在することを発見したと発表した。 高密度液体と低密度液体は、どちらも過冷却水と呼ばれる特…詳細を見る -
”TUNA-SAND2”が海底生物の自動サンプリングに成功――海底資源の賦存量調査に活用か
東京大学や九州工業大学を中心とする研究グループは2018年4月24日、自律型海中ロボット「TUNA-SAND2」を開発し、清水沖の自然環境下で全自動による生物サンプリングに成功したと発表した。 これまでにも自律型海…詳細を見る -
量子スピン液体状態における「スピン-格子デカップリング現象」を世界で初めて観測 物質・材料研究機構と東大
物質・材料研究機構は2018年4月23日、東京大学と共同で、量子スピン液体状態において電子スピン系と格子系の総合作用が極めて弱くなり、スピンが格子から孤立する「スピン-格子デカップリング現象」を、世界で初めて観測したと発…詳細を見る -
生命現象を光で操作――世界最小の生体埋め込み光刺激ワイヤレス型デバイスを開発 奈良先端大
奈良先端科学技術大学院大学は2018年4月23日、生体内で神経を光刺激する超小型のワイヤレス型デバイスを開発したと発表した。同大学によると、同型のデバイスとしては世界最小サイズだという。 生命現象を光で操作する光遺…詳細を見る -
富士通、理研に導入したAI研究用計算機システム「RAIDEN」を増強――演算性能54 PFLOPSを達成
富士通は2018年4月20日、2017年に理化学研究所に納入したAI(人工知能)研究用計算機システム「RAIDEN(Riken AIp Deep learning Environment)」の設備増強が完了し、稼働を開始…詳細を見る -
プラスチックで放熱する――逆転の発想で電子機器の過熱を防ぐ熱伝導性ポリマーを開発
MITの研究チームが、従来のプラスチックの約10倍という高い熱伝導性を持つ熱伝導性ポリマーの開発に成功した。ラップトップやスマートフォンなどのプラスチックケースに使用すれば内部で発生する熱をより効果的に放散することができ…詳細を見る -
3Dプリントを「4D」に進化させるスマートインクを開発
米ダートマス大学の研究チームは、3Dプリント後に造形物のサイズが変えられるスマートインクを開発した。一般的な3Dプリントと異なり、造形後に加熱などの処理を加えることで形状が変化する素材を使い、時間経過後に目的の形状や性質…詳細を見る