カテゴリー:技術ニュース
-
阪大など、細菌べん毛モーターがバイオセンサーとして働く仕組みを解明
大阪大学、金沢大学、名古屋大学は2017年11月2日、同大学の研究グループが共同で、細菌べん毛モーターのエネルギー変換装置である固定子複合体がナトリウムイオンを感知して活性化し、モーターに組み込まれる仕組みを明らかにした…詳細を見る -
スマートフォンで大気汚染のモニターを可能にする世界最小のポンプ
独フラウンホーファー協会の研究者らは、スマートフォンにセンサーを内蔵し、大気中の粒子状物質(PM)の計測を可能にする技術を発表した。 PMセンサーをスマートフォンに組み込むためにはセンサーの小型化に加え、センサーに…詳細を見る -
日立、AIを活用しX線手荷物検査で物品の材質などから安全性を自動識別する技術を開発
日立製作所(以下、日立)は2017年11月1日、X線による手荷物検査において、AIを活用することで手荷物内の物品一つひとつを認識し、材質や密度などから安全性を自動識別する技術を開発したと発表した。AIは、一見安全な物品で…詳細を見る -
東北大など、災害救助犬の活性度をモニタリングするサイバースーツを開発
東北大学、麻布大学、奈良先端科学技術大学院大学、熊本大学などによる研究グループは2017年11月1日、「犬の情動をリアルタイム推定するサイバースーツ」を開発したと発表した。内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する…詳細を見る -
京大など、負電荷をもつ水素の新たな性質を発見——圧縮しやすく、金属原子間の相互作用を遮断
京都大学、日本大学、オックスフォード大学による研究グループは2017年11月1日、負の電荷をもつ水素(ヒドリド)が極めて圧縮されやすく、また金属原子間の相互作用を対称性の違いでブロックすることを明らかにしたと発表した。 …詳細を見る -
日立製作所、AIを活用した冷間圧延機のリアルタイム制御技術を開発
日立製作所は2017年10月31日、AIを活用した冷間圧延機のリアルタイム制御技術を開発したと発表した。 冷間圧延機による鋼板製造では鋼板が波打ってしまう場合があり、従来このような形状を補正するためには手動操作によ…詳細を見る -
阪大ら、VLS法による金属酸化物ナノワイヤ合成の低温下に成功
大阪大学は2017年10月31日、九州大学と共同で、VLS法による金属酸化物ナノワイヤの合成を、従来よりも低温で可能にする手法を開発したと発表した。 金属酸化物ナノワイヤは、太陽電池やリチウムイオンバッテリー、スー…詳細を見る -
ドナーの骨を用いた骨折治療用スクリュー
骨折の治療として、折れた骨をつないでチタンやステンレスなどの金属製ボルトで固定する骨接合術がよく行われている。ただ、金属が身体になじまず、治療中や治療後に異物反応を起こし、外科手術が必要になるケースもあるという。 …詳細を見る -
放射線環境中のセラミックスがもつ自己修復能力を発見 セラミックス表面を観察する新手法の開発で
日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)と量子科学技術研究開発機構は2017年10月27日、特定のセラミックスが放射線に強い理由を探るため、高エネルギー重粒子線を照射したセラミックスに形成される数nmの超微細組織を観察…詳細を見る -
九大、近赤外光を用いた水からの水素発生に成功
九州大学は2017年10月27日、非常に低エネルギーである近赤外光を用いて、水から水素を発生させることに成功したと発表した。 太陽光による水からの水素エネルギーの製造は、クリーンかつ再生可能なため、エネルギー問題の…詳細を見る