カテゴリー:技術ニュース
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マクセル、有機ELディスプレイパネル蒸着用のハイブリッドマスクを開発
マクセルは2017年10月3日、ジャパンディスプレイ(JDI)と共同で、精密電鋳加工技術(EF²)を用いた有機ELディスプレイパネル蒸着用高精度ハイブリッドマスクを開発したと発表した。 今回開発したのは、熱膨張特性…詳細を見る -
九大など、有機材料による蓄光システムを開発
九州大学は2017年10月3日、有機材料を使った蓄光システムの開発に成功したと発表した。同大学らによると、有機材料による蓄光システムの開発は世界初となる。 従来の蓄光材料はユーロピウムなどのレアメタルの含む無機材料…詳細を見る -
東芝、従来の2倍の容量を持つ負極を採用した次世代二次電池を開発
東芝は2017年10月3日、従来リチウムイオン電池の負極材として用いられる黒鉛の2倍の容量を持つチタンニオブ系酸化物を負極材に用いた、次世代リチウムイオン電池の試作に成功したと発表した。 今回試作に成功したのは容量…詳細を見る -
芝浦工大、セルロースからグルコースへの高効率な変換を促進するカーボン固体酸触媒を新開発
芝浦工業大学は2017年9月29日、植物に含まれるセルロースからグルコース(バイオエタノールを得るための中間材料となる)への変換を効率的に促進するための、カーボン固体酸触媒を新開発したと発表した。触媒作製も低コストで行う…詳細を見る -
東大と東北大など、固体中の電子がガラス化・結晶化するメカニズムを解明
東北大学と東京大学などは2017年9月29日、固体結晶中の電子がガラス化・結晶化するメカニズムを解明したと発表した。 ガラス状態は気体・液体・固体のどれとも異なる状態で、流動性がなく空間秩序を持たない。また、ガラス…詳細を見る -
京大、アルコールの酸化に有害な酸化剤を必要としない効率的な新規触媒を開発
京都大学は2017年9月29日、水溶媒中でアルコールの脱水素的酸化を効率的に進行させる新しいイリジウム触媒を開発したと発表した。 アルコールを酸化させアルデヒド、ケトンなどへ変換する反応は、有機化学の最も基本的かつ…詳細を見る -
電気を使わない冷却システムを開発――一般的なエアコンより21%の電力を削減可能
スタンフォード大学電気工学科のShanhui Fan教授の研究グループは2017年9月4日、電気を必要としない冷却装置の成果を「Nature Energy」に発表した。 同研究グループが発表した冷却装置は一般的な屋…詳細を見る -
常伝導磁石で41.4テスラの世界最高記録を達成――米強磁場研究所
アメリカの強磁場研究所(MagLab)が2017年8月21日に、新しく開発した強力な常伝導磁石で世界最高記録となる41.4テスラの磁場を作ることに成功した。 中国の研究グループが達成した38.5テスラという従来の世…詳細を見る -
NIMS、高価な触媒を使わず常圧のアンモニア合成に成功――アンモニア合成の低コスト化に期待
物質・材料研究機構(NIMS)は2017年9月28日、安価な液体ナトリウムに窒素と水素の混合ガスを通すだけでアンモニアを合成する反応を発見したと発表した。この反応を実用化できれば、アンモニア合成装置の小型化や合成の低コス…詳細を見る -
群馬大学、寒天とチョコレートで「食べられるARマーカー」を開発
群馬大学理工学部の奥寛雅准教授らは2017年9月28日、「食べられる拡張現実(AR)マーカー」を開発したと発表した。同ARマーカーをケーキ表面に設置して文字の投影を行ったところ、ケーキを移動・回転させても常にケーキ表面に…詳細を見る