カテゴリー:技術ニュース
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九大、レーザー核融合ロケット実現に向けたプラズマの噴出制御に成功
九州大学は2017年10月27日、大阪大学レーザー科学研究所などと協力し、プラズマロケット磁気ノズルのレーザー生成プラズマ噴出方向の制御に成功したと発表した。 レーザー核融合ロケットは、磁場で核融合プラズマを制御し…詳細を見る -
山梨大とNEDO、燃料電池向けの非フッ素系電解質膜の開発に成功――初期発電特性は現行のフッ素系電解質膜と同等
山梨大学と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2017年10月26日、固体高分子形燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell 、PEFC)向けの高性能な非フッ素系電解質膜の開発に成功…詳細を見る -
東大など、物理的圧力と化学的圧力を組み合わせて新しい鉄系高温超伝導を発見
東京大学と量子科学技術研究開発機構、日本原子力研究開発機構は2017年10月26日、京都大学や香港大学、中国科学院の研究者らと共同で、鉄系超伝導体セレン化鉄に化学的加圧と物理的加圧を複合的に用いることで、新しい高温超伝導…詳細を見る -
科学の力でダイエット? 白色脂肪を褐色脂肪へと安全に変える薬用スキンパッチを考案
米コロンビア大学とノースカロライナ大学は2017年9月15日、局所的に白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変えられる薬用スキンパッチを考案したと発表した。 白色脂肪細胞はエネルギーを貯蔵するが、褐色脂肪細胞はエネルギーを消…詳細を見る -
産総研など、固体/液体界面での原子の動きをリアルタイムに観察できる技術を開発
産業技術総合研究所(産総研)、科学技術振興機構(JST)、物質・材料研究機構(NIMS)ナノ材料科学環境拠点(GREEN)、東京学芸大学などによる研究グループは2017年10月25日、放射光表面X線回折法を従来比で約10…詳細を見る -
阪大、島津製作所など、純銅を積層造形できる3Dプリンターを開発
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2017年10月24日、大阪大学の研究グループが島津製作所と共同で、青色半導体レーザーの高輝度化によって純銅を積層造形できる3Dプリンターを開発したと発表した。日亜化学工業…詳細を見る -
産総研、高精度のプランク定数測定で「キログラム」の国際定義の改定に貢献
産業技術総合研究所は2017年10月24日、プランク定数を高精度で測定することで、質量単位である「キログラム」の国際定義の改定に貢献したと発表した。 キログラムは現在、世界に1つしかない分銅「国際キログラム原器」の…詳細を見る -
魚の鮮度もIoTで計測可能に? 生体適合/生分解性のあるマイクロセンサーを開発
スイス連邦工科大学チューリッヒ校の研究者たちが、生体適合性と生分解性を備えた超薄型のマイクロ温度センサーを開発した。例えば、日本からヨーロッパへ魚を輸出するときに、今回開発したマイクロ温度センサーを魚の表面に取り付け、一…詳細を見る -
NIMS、窒化ガリウムトランジスタに原子レベルで平坦な未知の結晶層を発見
物質・材料研究機構(NIMS)を中心とする研究チームは2017年10月23日、窒化ガリウム(GaN)を用いたトランジスタにおいて、GaN結晶と絶縁膜との界面に、これまで知られていなかった原子レベルで平坦な準安定酸化ガリウ…詳細を見る -
阪大と東大、表面・界面の構造解析を簡便に行えるソフトウェアを開発
大阪大学と東京大学による研究グループは2017年10月23日、情報科学に基づく表面構造解析ソフトウェアを開発したと発表した。様々な性質を示す遷移金属酸化物の界面を対象として開発されたもので、物質の表面付近の原子配置を非破…詳細を見る