カテゴリー:海外ニュース
-
ボールミル法により、リチウムイオン電池向け高性能電極の合成に成功
英バーミンガム大学の研究チームが、リチウムイオン電池の電極スラリーを製造するボールミル法により、正極の大容量化に適した高圧スピネル結晶構造が得られ、ボールミル加工におけるダイナミックな衝撃圧力効果が重要であることを発見し…詳細を見る -
安定した水素製造技術の開発に向けて、光電気化学材料の劣化機構を解明
ハンブルク大学とドイツ電子シンクロトロン、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンの研究チームが、光で水を水素と酸素に分解できる、光電気化学材料の劣化機構を解明した。 同研究成果は2023年8月28日、「Ange…詳細を見る -
地震発生前に70%の確率で予測するAIを開発
米テキサス大学オースティン校は2023年10月5日、開発したAIアルゴリズムが、中国において、地震発生の1週間前に70%の地震を正確に予測したと発表した。試験は7カ月間行われた。 AIは、過去の地震と対にしたリアル…詳細を見る -
水道水よりも安価な飲料水――MIT、熱塩循環を利用した太陽光淡水化システムを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)のエンジニアと共同研究者らは、太陽光駆動の淡水化装置を開発した。海水を取り込み、自然の太陽光で加熱する新しい太陽熱淡水化システムで、これまで問題となっていた塩詰まりの問題を回避した設計と…詳細を見る -
MIT、大規模な重力波検出装置「Cosmic Explorer」を建造へ
宇宙を揺らす波動の探索が、大きく前進した。より大きく、より優れた重力波検出器を建設するマサチューセッツ工科大学(MIT)主導のプロジェクト「Cosmic Explorer」が、全米科学財団から今後3年間で900万ドル(約…詳細を見る -
レゴの自動車模型を造るYouTuber、雪道に最適な駆動方式を解説
YouTubeチャンネル「Brick Technology」は、レゴブロックの自動車模型を使った動画が特徴だ。2023年9月30日に公開された動画では、様々なタイプの車両で氷で覆われた急勾配を想定した、坂道の登坂能力をデ…詳細を見る -
電気を蓄える構造部材も――高い構造強度を備えたスーパーキャパシタを開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、カーボンファイバーや導電性高分子などの斬新な組み合わせにより、構造強度とエネルギー貯蔵能力の両方を併せ持つ構造スーパーキャパシタを開発した。導電性高分子と還元型酸化グラフェ…詳細を見る -
スタートアップのAscento、2輪「歩行」する機構を持つ自律型の警備ロボットを開発
スイスのロボット工学のスタートアップAscentoは、自律型の警備巡回ロボット「Ascento Guard」を発売した。工場や物流拠点など、企業の施設の警備が可能だ。2輪で「歩行」する機構が特徴で、不整地など多様な場所に…詳細を見る -
わずか20分で廃バッテリーから98%の金属材料をリサイクルする技術を開発
高性能充電池に必要なレアメタルは、クリーンエネルギー技術の成長とともに今後数十年にわたり増加する見込みだ。アメリカのライス大学の研究チームは、「ブラックマス」と呼ばれるリチウムイオン電池を熱処理した粉末から、直接金属を回…詳細を見る -
生体物質とガラスを組み合わせた、鋼鉄より高強度で軽量な素材の開発
米コロンビア大学とコネチカット大学、ブルックヘブン国立研究所の共同研究チームが、生体物質とガラスを組み合わせて、鋼鉄より高強度で非常に軽量な素材を開発した。 同研究成果は2023年6月27日、「Cell Repor…詳細を見る