カテゴリー:海外ニュース
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MIT、足首や膝用の3Dプリンター製フレキシブルメッシュを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、3Dプリンターを使って柔軟性と強靱性を兼ね備えたメッシュ素材を作製した。筋肉や腱といった柔らかい組織を支え、体の形状や動きに沿うように設計できるため、足首や膝の装具、埋…詳細を見る -
KLM、翼の下に座席を配置したV字型飛行機「Flying-V」の開発を発表
KLMオランダ航空は2019年6月2日、オランダのデルフト工科大学と協力して、将来の長距離飛行に向けた新しい航空機「Flying-V」を開発すると発表した。客室、貨物室、燃料タンクを翼の中に格納するという斬新なデザインで…詳細を見る -
AIを使ってピッキング――倉庫の利用効率を高めるAI制御のロボットアームを開発
米ニュージャージー州ラトガース大学は、AI制御で物品の箱詰めを効率的に行うロボットアームを考案し、IEEEの主催する「ロボティクスと自動化に関する国際会議(ICRA)」で発表した。 このロボットアームは、物流で使わ…詳細を見る -
100年前の物理モデルを使って、現代の北極海の氷の溶融を説明
地球温暖化の影響で北極の氷が減少しつつあることは良く知られているが、氷は我々が考えていたより早く溶け、記録的な減少を示している。自然のシステムがなぜ科学者の予想と異なる振る舞いをするのかを知るため、米ユタ大学の数学者と科…詳細を見る -
貼って剥がせる超強力接着剤を開発――カタツムリの粘液がヒント
ペンシルバニア大学の研究チームは、カタツムリが出す粘液をヒントに、接着と剥離を可逆的に切り替えられる新しい強力接着剤を開発した。乾くとプラスチックのように硬く、濡らすとゴムのように柔らかくなる。研究結果は、2019年6月…詳細を見る -
ノルウェーの水素ステーションで爆発事故――トヨタなどFCVの販売を一時停止に
2019年6月10日、ノルウェーにあるFCV向け水素ステーションで大規模な爆発事故が発生した。これを受けて、トヨタと現代(ヒュンダイ)が同地での水素自動車(FCV)の販売を一時停止したと、アメリカの自動車専門メディア「I…詳細を見る -
横にも動けるボルボの新型軍用輸送車両「Scarabée」
Volvoグループで軍用車両を製造するフランスのArquusは、2019年のパリ航空ショーで、新型の軽装甲車「Scarabée(スカラベ)」を公開した。 Scarabéeは、古代エジプトで神聖とされた甲虫のことだが…詳細を見る -
血液型をA型からO型に変える酵素を発見
カナダのブリティッシュコロンビア大学は、A型とB型の赤血球を、汎用的なドナーとなるO型に変換する酵素を発見し、科学ジャーナル『Nature Microbiology』に発表した。 掲載された論文によれば、研究者達は…詳細を見る -
完全自動化は非効率――人間とロボットで協力するとより効率が良いことが研究で判明
現在、IoT(モノのインターネット)化の流れに伴い、サイバーフィジカルシステム(CPS)やインダストリー4.0といったコンセプトが重要視されている。そうした中、ロボットやAIを使って工程の完全自動化/自律化を推し進めさえ…詳細を見る -
MIT、画像認識力を向上させる点群データの識別手法を開発
MITの研究チームが、膨大な3D点群データの中に隠れている物体を、ロボットが迅速に特定できる技術を開発した。3Dステレオグラム「マジックアイ」をじっくりと眺めると、隠されていた3D図形が徐々に浮かび上がるように、センサー…詳細を見る