カテゴリー:エンジニア分野別
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生産グレードの3Dプリンティング製品向けFDM熱可塑性プラスチックを新開発 ストラタシス
ストラタシス(Stratasys)は2019年10月29日、高い耐久性・耐熱性・耐薬品性を備えた3種類の新しい熱可塑性プラスチックをFDM(熱溶解積層方式)向けに開発したと発表した。これらの新素材は、自動車や航空宇宙など…詳細を見る -
ナノ触媒粒子の触媒活性を評価する新手法を開発――効率的な水素製造法への寄与が期待
ルール大学ボーフムの研究チームが、個々の触媒粒子について、その触媒特性を評価できる新手法を開発した。走査型電気化学セル顕微鏡を使った測定法を見直すことで実現したもので、水の電気分解から水素を製造する貴金属触媒を代替する、…詳細を見る -
新開発のカルシウム系蓄熱材を用いた蓄熱システムで、二酸化炭素の排出を大幅に抑制 愛知製鋼、豊田中央研究所、近江鉱業が共同で開発
愛知製鋼は2019年10月25日、豊田中央研究所および近江鉱業と共同で、高い蓄熱密度を持つカルシウム系蓄熱材を開発、それを用いた工場排熱を利用した蓄熱システムを自社工場に設置し、CO2排出量を大幅に抑制できることを実証し…詳細を見る -
省エネルギー、低コストの二酸化炭素分離技術「CO2促進輸送膜」が実用化 神戸大学など
神戸大学は2019年10月28日、ルネッサンス・エナジー・リサーチ(RER)および新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同で開発した、低エネルギー消費で二酸化炭素(CO2)を分離する「CO2促進輸送膜」が20…詳細を見る -
人間の兵士とチームを組み、工兵のように働く自律型作業ロボット
アメリカ陸軍研究所では、兵士と地上ロボットでチームを作り、協調して行動するための研究が行われている。将来の地上戦闘車両を支援する自律型ロボットを開発するための基礎研究で、その10年に及ぶ研究の集大成として、地上ロボットに…詳細を見る -
木粉の化学修飾により機能性プラスチックの抽出に成功――新規生分解性材料の開発、温室効果ガスの低減に貢献 名工大
名古屋工業大学は2019年10月25日、スカンジウムトリフラート触媒を使って、無溶媒でセルロース粉末を化学修飾することに成功したと発表した。 実験では、セルロース粉末の水酸基に対して2倍量の無水酢酸と1mol%のス…詳細を見る -
軽量で安全な水素キャリア材料を開発――室温/大気圧において光照射のみで水素を放出 筑波大学ら
筑波大学は2019年10月24日、東京工業大学、高知工科大学、東京大学と共同で、ホウ素と水素の組成比が1:1のホウ化水素シートが室温/大気圧下において光照射のみで水素を放出できることを見出したと発表した。 ホウ化水…詳細を見る -
マイクロソフト、Webニュースに自動でコメントするAIを開発――フェイクコメントねつ造のリスクも
マイクロソフトと北京航空航天大学の研究チームは、オンラインのニュースへ自動でコメントを生成するボット「DeepCom」を開発したと発表した。人間のように、ニュースを読み、ポイントを抽出し、コメントができるという。研究成果…詳細を見る -
オランダのNPOの自動回収システムが改修を終えて再起動――太平洋ゴミベルトからプラスチックを除去
The Ocean Cleanupは2019年10月2日、世界の海からプラスチックを取り除くためのシステムが機能するようになったと発表した。 The Ocean Cleanupは、オランダの発明家Boyan Sla…詳細を見る -
脳から直接ロボットをコントロール――麻痺患者を歩行可能にする四肢ロボットシステム
フランスのSEA研究所とグルノーブル大学の研究チームは、四肢麻痺患者がブレイン・マシン・インターフェース(BMI)を通して脳から信号を送り、四肢ロボットシステムを操作して歩かせることに成功したことを明らかにした。2年に及…詳細を見る