カテゴリー:エンジニア分野別
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キメラ型超分子ポリマーの開発に成功――新たな機能を持つ次世代高分子材料の開発に期待 千葉大学
千葉大学は2019年10月11日、同大学グローバルプロミネント研究基幹の矢貝史樹教授の研究グループが、1本のポリマー鎖内に2つの二次構造が共存する超分子ポリマー(キメラ型超分子ポリマー)の開発に成功したと発表した。このポ…詳細を見る -
人の皮膚感覚と同等の性能を持つロボット皮膚センサーを開発――スプレー噴霧技術を改良し、均一で大面積の圧電膜を成膜可能に NEDOと熊本大学
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年10月10日、熊本大学と共同で、人の皮膚感覚と同等の性能を有するロボット皮膚センサーを開発したと発表した。従来のスプレー噴霧技術を改良して、長時間のスプレー噴霧技…詳細を見る -
最適な駐車場所についての数学的解法――入口の近くか、直近の空きスペースか
数学は、天体の運動や自然のリズムなどを明らかにするばかりでなく、日常生活における些細な決断にも光を当てることができる。その一例が、サンタフェ研究所の物理学者Sidney Redner教授とボストン大学のPaul Krap…詳細を見る -
3Dプリント製品を革新するデータドリブン設計手法
付加製造(AM:Additive Manufacturing)技術の発達により、医療用インプラントから航空機エンジンまで、様々な製品を3Dプリントで製造できるようになった。しかし、シンガポール工科設計大学(SUTD)は、…詳細を見る -
様々な設計への応用が広がる折紙工学――折り紙による双曲放物面の構造特性を解析
折り紙で鶴を作ったことがある人は多いだろう。折り鶴ほどではないにせよ、一枚の紙を山・谷・山・谷と折り込んだ「双曲放物面」は、折り紙愛好家の間でも良く知られている。米ジョージア工科大学と東京大学の研究チームは、折り紙から作…詳細を見る -
捕食者を模した魚型ロボットでカダヤシ対策――侵入種との戦いの有益ツールに
世界各地で外来種として問題視されている「カダヤシ」に対して、その捕食者である「オオクチバス」を模した魚型ロボットを用いて心理的ストレスをかけ、繁殖を抑制できる可能性があることが分かった。ニューヨーク大学タンドン工科学校の…詳細を見る -
蛍光体粒子分散セラミックスを常温で高密度化――次世代高出力半導体照明用に資する高熱伝導率化と透光性も付与 横国大ら
横浜国立大学は2019年10月10日、神奈川県立産業技術総合研究所と共同で、常温での緻密化プロセスにより、従来の樹脂を用いたものと比較して40倍以上も高い熱伝導率を有する蛍光体粒子分散酸化マグネシウムセラミックスの開発に…詳細を見る -
電動車用に希薄潤滑環境向け円すいころ軸受を開発――約7倍の耐焼き付き性、約10%の体積削減を実現 日本精工
日本精工(以下、NSK)は2019年10月10日、電動車用希薄潤滑環境向け円すいころ軸受を開発したと発表した。同開発品は、希薄潤滑環境下での耐焼き付き性を向上させることにより、ギヤボックスの信頼性の向上や潤滑システムの簡…詳細を見る -
世界初となる「第3世代 走行中ワイヤレス給電インホイールモーター」の開発に成功――受電から駆動までの全てをタイヤの中に 日本精工ら
日本精工(以下、NSK)は2019年10月10日、東京大学の研究グループ(以下、東大グループ)、ブリヂストン、ローム、東洋電機製造と共同で、走行中に道路からインホイールモーターに直接給電できる「第3世代 走行中ワイヤレス…詳細を見る -
燃料電池触媒用プラチナーグラフェン薄膜を開発――バルク状プラチナより高い触媒特性
2Dグラフェン上に積層された、2原子層の厚さのプラチナ薄膜が、従来のバルク状プラチナと同等以上の触媒特性と耐久性を示す可能性のあることが、ジョージア工科大学の研究チームにより明らかにされた。高価なプラチナ金属の使用量を大…詳細を見る