タグ:太陽電池
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酸化チタン薄膜を活用した結晶シリコン太陽電池の高効率化に成功――20%を超える変換効率を実証 産総研
産業技術総合研究所(産総研)は2020年10月22日、独フラウンホーファー研究機構太陽エネルギーシステム研究所と共同で、酸化チタン薄膜が結晶シリコンの表面欠陥を不活性化し、正孔を選択的に取り出すことで、シリコン太陽電池の…詳細を見る -
太陽エネルギーから熱電併給できる、高効率で低コストな太陽光コージェネレーションシステムを開発
米テュレーン大学の研究チームが、ディッシュ型ミラーにより太陽光線を集光して波長域を分離し、可視光や紫外線からは太陽電池を用いて発電し、赤外線からは集熱器によって高温水蒸気を発生させる、太陽光コージェネレーションシステムを…詳細を見る -
硫化スズ単結晶の大型化に成功――pnホモ接合で高効率な太陽電池の実現へ 東北大学
東北大学は2020年8月21日、硫化スズ結晶の大型化に成功したと発表した。高効率な太陽電池の実現への突破口となるという。 昨今応用の進むCdTe太陽電池やCIGS系太陽電池は高効率な発電が可能だが、希少金属や有毒元…詳細を見る -
ペロブスカイトを用いた次世代型太陽電池モジュールを開発――効率と安定性を改善 沖縄科学技術大学院大学
沖縄科学技術大学院大学は2020年7月21日、同大学技術開発イノベーションセンターによるプログラムの支援を受けているヤビン・チー教授の研究チームが、ペロブスカイトを用いた次世代型太陽電池モジュールを開発したと発表した。 …詳細を見る -
大気中から水を生成する機能を備えた冷却装置を開発――外部エネルギー源不要で太陽電池パネルの出力向上に寄与
高温気候下で、空気中の水分を利用して太陽電池の効率を上げる水分採取装置がサウジアラビアで開発された。 商用のシリコン太陽電池パネルは、温度が上がると発電効率が下がり、一般に、1℃上昇すると出力(日射を電力に変換でき…詳細を見る -
環境にやさしい太陽電池向け新素材を発見
レンセラー工科大学の研究チームは、これまで太陽電池への使用が検討されていなかった新材料である鉛フリーのカルコゲナイドペロブスカイトが、一般的に候補とされている他の材料よりも安全かつ効果的に機能する可能性があることを実証し…詳細を見る -
6接合太陽電池を使ってエネルギー変換効率の世界記録を更新
アメリカの国立再生可能エネルギー研究所(NREL)の研究チームは、太陽電池のエネルギー変換効率において2つの世界記録を樹立したと発表した。6種類の材料を積層した「6接合太陽電池」を開発し、集光型で47.1%、非集光型で3…詳細を見る -
高効率で安定した積層構造のワイドバンドギャップペロブスカイト太陽電池を開発
環境ハザードに耐えることができ、しかも電力変換効率が26.7%という新しいタイプの太陽電池が開発された。韓国科学技術院(KAIST)を中心にした国際研究チームによるもので、研究成果は2020年3月26日、『Science…詳細を見る -
1μmサイズでGHz級の高速変調が可能な電気光学変調器を開発
米ジョージ・ワシントン大学の研究チームは、高速で動作する小型の電気光学(EO)変調器を開発した。シリコンベースのフォトニック導波路に薄いITO(酸化インジウムスズ)を追加することで、1μmサイズのデバイスでGHz級の高速…詳細を見る -
ペロブスカイトを含む次世代太陽電池、2030年の世界市場は4563億円に
富士経済は2020年3月5日、次世代太陽電池の世界市場調査結果「2020年版 新型/次世代太陽電池の開発動向と市場の将来展望」を発表した。2019年の既存太陽電池(結晶シリコン、CIS/CIGS、CdTe)世界市場が4兆…詳細を見る