タグ:学術
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積分方程式を解けるメタマテリアルデバイスを考案――高速アナログコンピューターに応用できる技術
ペンシルバニア大学の研究チームが、積分方程式を解くことのできるメタマテリアルデバイスを考案した。入力パラメータにより符号化された入射電磁波が、積分方程式の核函数を機械的に構造化したメタマテリアルによって処理され、符号化さ…詳細を見る -
伸縮性・自己修復性を備えた透明な電子スキンを開発
シンガポール国立大学(NUS)の研究チームが、クラゲのように透明で、伸縮性があり、タッチセンシティブで、水の中で自己回復する電子スキンを開発した。この電子スキンは防水タッチスクリーンから、水中で動作するソフトロボットに至…詳細を見る -
イオン濃度で制御でき、ブロックのように組み立てられるハイドロゲル――ソフトロボットやマイクロ流体デバイスへの応用も
米ブラウン大の研究チームは、異なる性質を持った2種類のポリマーを組み合わせることで、グリッパーのように曲げたり、LEGOブロックのように組み立てられるハイドロゲルを開発した。複雑な動きや構造のソフトロボットやマイクロ流体…詳細を見る -
静粛超音速旅客機の実現には乱流の解決が鍵
ニューヨーク州立大学バッファロー校のJames Chen助教授が、静粛超音速ジェット旅客機を実現するための基礎研究を発表した。研究成果は2019年1月3日付けの『Engineering Mathematics』に掲載され…詳細を見る -
単結晶半導体に匹敵する量子ドットの合成に成功 スタンフォード大
スタンフォード大の研究チームは、高効率の半導体材料として注目が高まっている量子ドットの量子効率を高精度で計測する技術を開発し、既存の単結晶材料と並ぶ性能を持つ材料の合成に成功したことを発表した。研究結果は、2019年3月…詳細を見る -
熱が音波のように伝播する現象「第2音波」をグラファイトで発見
MITの研究チームが、比較的マイルドな低温、120K(-153℃)のグラファイトにおいて、熱が高速で伝導する「第2音波(second sound)」と呼ばれる現象を発見した。熱が通常の拡散ではなく、音波が空気中を伝播する…詳細を見る -
フォトルミネセンス発光強度の電圧制御に成功 米ラトガース大
ラトガース大学が率いる研究チームが、ハロゲン化鉛系有機無機ハイブリッドペロブスカイトのフォトルミネセンス(発光現象)を、電圧により100倍まで制御する方法を発見した。より効率的な太陽電池や、他の電子デバイスの進化に発展す…詳細を見る -
空気を通して音を94%カットするノイズキャンセラー構造を開発
ボストン大学の研究者らが、空気の流れを妨げずに音だけを消せる開放型のノイズキャンセリング構造を3Dプリンタで作製した。ノイズを94%削減でき、人の耳で知覚できないレベルにまで小さくできるという。ドローンのファンや空調シス…詳細を見る -
次世代電子デバイス「マグノンデバイス」のノイズ特性が明らかに
電子デバイスが実用的な用途に使えるのか、特にノイズ特性は重要な指標だ。カリフォルニア大学リバーサイド校の研究チームは、次世代電子素子として注目を集めるマグノンデバイスのノイズに関する考察を行い、実用化に向けた重要な一歩を…詳細を見る -
インクを使わず水滴を虹色に――光の全反射をコントロールして水滴を発色させる方法を発見
マサチューセッツ工科大学(MIT)とペンシルバニア州立大学(UPenn)の研究者らが、透明の水滴がインクや染料なしに、虹のように発色することを発見した。水滴内部での光の全反射によるもので、水滴のサイズや曲率などの条件によ…詳細を見る