タグ:学術
-
新しいエネルギー源となるか――バクテリアとグラフェンを組み合わせた「発電キノコ」
米スティーブンス工科大学の研究チームは、光合成をするバクテリアと導電性グラフェンをホワイトマッシュルームに3Dプリントすることで、「発電キノコ」を作り上げたと発表した。研究成果は2018年11月7日付けの『Nano Le…詳細を見る -
太陽エネルギーを長期保存する――光化学反応を利用した太陽熱貯蔵システムを開発
スウェーデンのチャルマース工科大学の研究チームは、太陽エネルギーを最長18年貯蔵できる液体材料を使った太陽熱貯蔵システムに関する最新の研究成果を発表した。2018年8月20日の『Energy & Environmenta…詳細を見る -
画期的な撥水性を実現――MIT、コーティング不要でどんな液体もはじく表面を開発
MITの研究チームが、ナノテクノロジーを利用してどんな液体もはじく表面を作成する手法を開発した。エッチング技術等により、表面にナノ構造を構築することによって、特別なコーティング処理なしに、持続性のある撥液性を実現したもの…詳細を見る -
金属を飛躍的に強化する――ナノ双晶傾斜構造材料がもたらす新しい製造技術
米国ブラウン大学と中国科学院金属研究所の共同研究チームが、金属結晶における微細構造であるナノ双晶を制御して、強くて耐久性のある金属を作る手法を考案した。ナノ双晶は、微細な直線境界の両側で線対称のツイン結晶を持つ構造である…詳細を見る -
量子コンピューティングも可能にする、2次元ファンデルワールス磁気材料とは
韓国の基礎科学研究院(IBS、Institute for Basic Science)のPark教授が率いる国際研究チームは、2次元ファンデルワールス材料の磁気特性について、最新の知見と将来の可能性を論じた。研究成果は、…詳細を見る -
スーパーキャパシタのエネルギー密度を大幅に改善――3Dプリントしたグラフェンエアロゲル電極の効果
米カリフォルニア大学サンタクルス校とローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の研究チームは、3Dプリンターを使用してスーパーキャパシタ電極を作る新プロセスを開発した。グラフェンエアロゲルと酸化マンガンから成る擬似キャパ…詳細を見る -
高価なプラチナ触媒を代替できる――貴金属フリーの高エントロピー合金を発見
独ルール大学ボーフム校(RUB)とマックスプランク鉄鋼研究所(MPIE)の研究者らは、プラチナ合金とほぼ同等の作用をする貴金属フリーの高エントロピー合金を発見した。プラチナに替わる安価な電極触媒として、燃料電池や空気電池…詳細を見る -
鋼のように強いクモの糸の秘密を解明――高強度人工繊維の開発も
米ノースウェスタン大と米サンディエゴ州立大学(SDSU)の研究チームは、クロゴケグモのシルクタンパク質分泌腺の内部を直接観察し、液体から糸への変換初期のタンパク質構造を明らかにした。天然のクモの糸に匹敵する特性を持つ人工…詳細を見る -
有機系強誘電体プライザッハモデルの実体を観測――円筒状ナノ構造がヒステリシスを示す
スウェーデンのリンショーピング大学(LiU)とアイントホーフェン工科大学の研究チームが、有機系強誘電体の分極ヒステリシスの物理モデルの実体解明に成功した。幾つかの分子の積層により生成される円筒状集団が、プライザッハモデル…詳細を見る -
バッテリーを使わずに使用履歴をWi-Fi送信できる3Dプリントデバイス
米ワシントン大学の研究チームは、義手などアシスティブ・テクノロジー(支援技術)向けに、バッテリーや電子機器を使用せずに使用履歴をワイヤレスで保存・送信できる3Dプリントデバイスを開発したと発表した。研究成果は2018年1…詳細を見る