タグ:学術
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金属表面に超高アスペクト比の微細構造を生み出す切削方法
中国・清華大学の研究チームが、金属を超高アスペクト比(高さ/幅)の微細構造に加工できる、楕円振動チゼリング(EVチゼリング)という切削方法を開発した。加工時の切りくずは微細構造へと直接変換するため、これまで廃棄物とされて…詳細を見る -
環境と経済面を配慮した、金属加工用の高性能ポリマー潤滑剤を開発
ドイツのフラウンホーファー研究機構応用ポリマー研究所を中心とする産学連携チームは2024年3月7日、金属加工に必要な「高性能ポリマー潤滑剤(HPPL:High Performance Polymer Lubricant)…詳細を見る -
NiTi合金の伸長や弛緩により冷却する技術――従来の技術より高効率で冷媒不要の冷蔵庫を実現可能に
弾性熱量効果(Elastocaloric effect)を利用し、ニッケルチタン(NiTi)合金であるニチノールで作られた「人工筋肉」で冷却する世界初の小型冷却機が開発された。この研究は独ザールラント大学と独メカトロニク…詳細を見る -
太陽光発電を活用し、塩分を含む水を飲み水に変える安価な新システムを開発
塩分を含む水を新鮮な飲料水に変える、太陽光発電駆動の新しい淡水化システムが開発された。これは従来の手法よりも20%以上安価で、世界中の農村部で導入可能だという。この研究は英キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)と米マサチ…詳細を見る -
中国の研究者ら、体内の酸素で駆動するインプラント可能なバッテリーを開発
広く利用されているペースメーカーや神経刺激装置などの植込み型医療機器は、従来型の電池で駆動するため、電池切れになると交換のための手術が必要になる。 中国の天津理工大学の研究チームは、この課題を解決するために生体内の…詳細を見る -
波からの発電効率を増大させる簡単な方法を発見
中国中南大学の研究チームが、水の波エネルギーを電気に変換する環境発電装置の電極配置を最適化し、発電効率を増大させる方法を見いだした。同研究は波力や海流発電など、海の力である「ブルーエネルギー」を利用する環境発電の基礎にな…詳細を見る -
実用性の高い成膜技術によって、フレキシブル太陽電池で最高水準の発電効率を達成
中国の清華大学と国立ナノ科学技術センターの研究チームが、フレキシブルなペロブスカイト太陽電池(PSC)の効率を向上させる成膜技術を開発し、最高水準の電力変換効率を達成した。 同研究成果は2024年3月22日、「iE…詳細を見る -
科学者ら、ありふれた化学物質から新たなフローバッテリーを開発
アメリカのエネルギー省パシフィックノースウェスト国立研究所(PNNL)の研究チームが、地球上に豊富にある材料を用いて、安全で経済的な水性ベースのレドックスフローバッテリーを開発した。水処理施設などで大量に使われる毒性のな…詳細を見る -
次世代型ロボットの性能を高める新機構モーターを考案
スタンフォード大学の研究チームは、バネを用いた新しいタイプのアクチュエーターを開発し、それを利用して動的な動きをより効率的に行うことができる電気モーターを考案した。この電気モーターは、一般的な電気モーターよりも大幅に少な…詳細を見る -
人工衛星を軽量化――2D新素材を活用した3Dプリント製通信デバイスを開発
カナダのブリティッシュコロンビア大学オカナガン校(UBCO)の研究チームは2024年2月29日、アメリカのドレクセル大学と共同で、3Dプリントで積層造形されたポリマー構造表面に2D材料「MXene(マキシン)」をコーティ…詳細を見る