タグ:学術
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市販の義肢に組み込むだけ――腕や脚を切断して失った人が温度を感じられるようにするデバイス
市販の義肢に組み込むと、装着者が触れたものの温度を感知できるようになるデバイスが開発された。この研究はスイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)とイタリアの聖アンナ大学院大学(SSSA)を中心とした研究チームによるもので…詳細を見る -
地熱を利用したクリーンで安価な二酸化炭素回収手法を開発
オハイオ州立大学の研究チームが、クリーンで安価な地熱エネルギーを用いて、大気中の二酸化炭素(CO2)を直接回収する技術を開発した。研究成果は、『Environmental Research Letters』誌に2023年…詳細を見る -
バイオインクを使い、成長し機能する脳組織の3Dプリントに成功
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームは、3Dプリンティングによる機能性脳組織の作製に世界で初めて成功した。この3Dプリント脳組織は、典型的な脳組織のように成長し、機能することが可能だ。アルツハイマー病やパーキンソン…詳細を見る -
いわゆるファインマン・スプリンクラー問題に答えを出す実験結果――数十年来の物理学の謎が明らかに
通常のスプリンクラーでは装置の中から外へ水が流れ出るが、逆に装置の外から中へと水が流れ込むスプリンクラーはどのように機能するのかという、いわゆる「ファインマン・スプリンクラー」(あるいは「リバース(逆)スプリンクラー」と…詳細を見る -
グリーンな水素製造を行う光電気化学システムを開発
韓国の蔚山科学技術大学校(UNIST)の研究チームが、ホルムアミド系イオンを用いたペロブスカイト(FAPbI3)太陽電池を、Ni箔/NiFeOOH電気化学触媒でシールした水電気分解システムを設計した。効率と安定性が高く工…詳細を見る -
ゲルポリマー電解質を用いた、高エネルギー密度リチウムイオン電池の開発
浦項工科大学(POSTECH)の研究チームが、ゲルポリマー電解質の技術を用いて、シリコン材料を含むリチウムイオン電池(LIB)のエネルギー密度向上に成功した。 同研究成果は2024年1月17日、「Advanced …詳細を見る -
ヨーロッパ最深の鉱山跡を利用する重力蓄電技術「GraviStore」
スコットランドのGravitricityは、ヨーロッパで最も深い亜鉛と銅の鉱山である、フィンランド中央部ピハサルミ鉱山に自社で開発した重力蓄電技術を導入する予定だ。 Gravitricityは、高出力で高効率、長寿…詳細を見る -
ガラスやプラスチックの経年変化プロセスは、ある観点からは時間可逆的であるという結果――「物質時間」の計測に初めて成功
物質の経年変化プロセスを研究している物理学者らが、ガラスの「内部時計」が時を刻んでいることを初めて計測し、その経年変化プロセスは特定の観点からは時間可逆的であることを示した。この研究は、独ダルムシュタット工科大学を中心と…詳細を見る -
プラズマによる高効率な浄水システムの開発
2024年1月24日、スペインのコルドバ大学の研究チームが、マイクロ波を用いたプラズマ(電離気体)反応器を設計し、高濃度の染料を含む水の浄化に成功したと発表した 同研究成果は2023年11月29日、「Chemosp…詳細を見る -
電気刺激で骨の再生を促進――骨折の治癒期間を短縮する「圧電絆創膏」
韓国科学技術院(KAIST)材料科学工学科の研究チームが、全南大学校の研究チームと共同で、ハイドロキシアパタイト(HAp)の圧電性に基づく骨形成能力を利用し、生体内にインプラントして骨折の治癒期間を短縮できるフレキシブル…詳細を見る