タグ:学術
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家具サイズを数分で造形――MIT、高速液体金属3Dプリンターを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者たちは、液体金属を使った高速プリントを可能にする積層造形技術を開発し、テーブルの脚や椅子のフレームのような大型部品を数分で製造できることを実証した。 液体金属造形(LMP:…詳細を見る -
クリプトン原子をカーボンナノチューブ内に閉じ込めて原子同士が結合する様子をリアルタイムで観察可能に
英ノッティンガム大学を中心とした研究チームは、貴ガス(希ガス)であるクリプトン(Kr)の原子をカーボンナノチューブ内に閉じ込めて1次元の気体を形成することに成功した。さらに、最先端の透過電子顕微鏡(TEM)法を用いて、K…詳細を見る -
光をエネルギーに変換して利用できる新しい酵母菌株を開発――ロドプシン遺伝子を単細胞酵母に移植
光からのエネルギーを利用できる酵母菌株が世界で初めて作り出された。この研究は米ジョージア工科大学によるもので、その詳細は2024年1月12日付で『Current Biology』に掲載された。 酵母は、暗所で発酵さ…詳細を見る -
能登半島地震は他の大地震と何が違うのか――MITによる解説
マサチューセッツ工科大学(MIT)の地球物理学者William Frank教授が、同大学のWebサイトに2024年1月24日付で能登半島地震と群発地震との関係を解説した。以降は、William氏による一般的な地震と群発地…詳細を見る -
フェムト秒レーザー光で、ガラスを「透明な半導体」に変える研究
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームが東京工業大学の科学者と共同で、フェムト秒レーザー光を用いてテルライト(TeO2)ガラス表面に光導電性回路を直接書き込むことに成功した。フェムト秒レーザー照射されたラ…詳細を見る -
準結晶/近似結晶の磁気特性を解明――磁気冷凍への応用も視野に
東京理科大学の研究チームが、結晶でもなくアモルファスでもない第三の固体物質と言われる準結晶や近似結晶の、磁気特性と磁気構造、更に磁気相図を解明することに成功した。準結晶タイプの3種類の1つであるTsai型の金・ガリウム・…詳細を見る -
回転して周回移動する、ねじれリング状の自律型ソフトロボット――未知の環境をマッピングできる可能性も
前進、回転、周回という3つの動作を同時に行う新しい設計のソフトロボットが開発された。「ねじれリングボット(twisted ringbot)」と呼ばれるこのソフトロボットは、人間やコンピューターが制御しなくても動作するため…詳細を見る -
MIT、磁場からエネルギーを得る電池不要のセンサーを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らは、磁気エネルギーを利用する電池不要の環境発電型センサーを開発した。 このセンサーは、充電や交換が必要な電池を必要とせず、特別な配線も必要ないため、船のエンジン内部のよう…詳細を見る -
風と雨から電気を作る人工植物「パワープラント」を開発
風や雨のエネルギーを利用して電気を作り出す小さな植物「パワープラント」を、ノースイースタン大学らによる国際共同研究チームが開発した。この小型エネルギーハーベスターは、人工植物に組み込まれ、効率的に電力を生産できることが実…詳細を見る -
海洋微生物の高効率なポンプの仕組みを解明
オレゴン大学の研究チームは、海洋微生物の尾が逆流を防ぐために、ポンプのように働く仕組みを解明した。同ポンプのユニークなデザインは新たなフィルターシステムのヒントになるという。 同研究成果は2023年11月15日、「…詳細を見る