タグ:学術
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1000サイクル充放電可能で、放電容量維持率約75%のリチウム硫黄コイン電池を開発
豪アデレード大学は2024年3月14日、次世代のリチウム硫黄電池は、5分未満でフル充電できる可能性があるとする研究を発表した。この研究は、同大学を中心とした研究チームによるもので、2024年2月16日付で『Nature …詳細を見る -
光の伝播方向を制御できる新素材を発見――ARやヘルステックを革新する可能性も
UAEのドバイを拠点とするディープテック企業XPANCEOが、グラフェンの研究でノーベル賞を受賞したマンチェスター大学のKonstantin S.Novoselov博士や、スペインのアラゴンナノ科学材料研究所との共同研究…詳細を見る -
充電可能な非水マンガン金属電池の開発を促進する研究結果
中国科学技術大学の研究チームは2024年2月19日、マンガン金属蓄電池のための非水電解液を開発し、試作電池で実用性を示したと発表した。同研究成果は2024年1月31日に学術誌『Joule』に掲載された。 マンガン(…詳細を見る -
水飲み鳥がヒント――水だけで発電する発電機を開発
香港理工大学と華南理工大学の研究チームは、科学を利用した古典的な玩具に着想を得て、水の蒸発で電子機器を駆動する発電機を開発した。水の蒸発を利用した従来技術と比べて、はるかに高い100V以上のエネルギー出力が可能だ。研究成…詳細を見る -
雪かき不要――自己発熱して雪を溶かすコンクリートを開発
アメリカのドレクセル大学の研究チームが、コンクリートに相変化材料「PCM(phase change material)」を導入することによって、温度が氷点下に近づくとコンクリート自体を自発的に暖めて、表面上の雪や氷を溶か…詳細を見る -
同じ電荷の粒子が引きつけ合うことがあるという実験結果――これまでの常識を覆す事実を発見
同じ電荷を帯びた粒子は互いに反発するだけでなく、引きつけ合うことがあると実験で判明した。この研究は英オックスフォード大学によるもので、2024年3月1日付で『Nature Nanotechnology』に掲載された。 …詳細を見る -
ヒートガンでいつでもデザインを変えられる――MIT、熱活性化型糸を使った衣服「4D Knit Dress」を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)のSelf Assembly Labとハイテク・アパレルメーカーMinistry of Supply(MOS)は、熱で活性化する糸を利用して瞬時にデザインやフィット感を変えることができる…詳細を見る -
コストを70%低減する両面太陽電池パネルを開発
英サリー大学とケンブリッジ大学、中国科学院などの共同研究チームが、太陽光を両面から取り込んで発電できる、両面太陽電池パネルを開発した。両面パネルは、コストをかけずに既存片面パネルより効率良く発電可能だ。 同研究成果…詳細を見る -
自己修復可能な正極を持つ実用的な固体リチウム硫黄電池の開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校が率いる研究チームは、高い電気伝導度と自己修復能力を持つ正極材料を開発し、従来の課題を克服した実用性の高い固体リチウム硫黄電池を提案した。 同研究成果は2024年3月6日、「Natu…詳細を見る -
安全性、コスト、性能のバランスが取れたナトリウム電池――発火の危険性を低減、リチウムとコバルト不使用で環境にも優しい
米テキサス大学オースティン校は2月29日、同大学を中心とする研究チームが、安価で豊富にある材料を使用して、火災の危険性を大幅に減らした新しいナトリウム電池を開発したと発表した。スマートフォン、ノートパソコン、電気自動車(…詳細を見る