タグ:学術
-
加圧熱成形できるセラミック材料を発見――複雑な電子部品に密着できるヒートシンクも可能に
ノースイースタン大学の研究チームが、薄くて複雑な形状に加圧熱成形できる新たなセラミック材料を開発した。振動技術およびテープキャスティングと組み合わせた光重合プロセスにより作製した窒化ホウ素複合材料シートが、薄くて複雑な形…詳細を見る -
学生のアイデアを実体化――水中のマイクロプラスチックを回収する魚型ロボット「Gillbert」
生物の仕組みをベースにした、世界に役立つロボットのアイデアを競う「Natural Robotics Contest」は、2022年の最優秀作品に、学生のEleanor Mackintosh氏が提案する魚型マイクロプラスチ…詳細を見る -
培養肉の生産を効率化する――磁力で細胞成長を促進する技術を開発
シンガポール国立大学(NUS)の研究チームが、磁場を利用して細胞由来の培養肉を効率的に成長させる技術を発見した。研究の詳細は、『Biomaterials』誌に2022年7月13日付で公開されている。 培養肉は、二酸…詳細を見る -
場所によって硬さが違うプラスチックを開発――光と触媒で物理的特性の制御に成功
テキサス大学オースティン校の研究チームは、木や貝などの生物からヒントを得て、部位によって硬さを変えられるプラスチック材料を開発した。光と触媒のみを利用して、同一分子の硬度や弾性など物理的特性を制御することに成功した。新材…詳細を見る -
窓の断熱を改良する新型コーティングを開発
フランス国立科学研究センター(CNRS)と日本の物質・材料研究機構(NIMS)の共同研究チームが、窓ガラスの断熱特性を向上する金属系ナノ複合材料コーティングを開発した。塩化物イオンを含有するニオブとタンタルのクラスター化…詳細を見る -
木製品を製造できる、環境に優しい植物由来の3Dプリンター用インクを開発
イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学の研究チームが、木材の反りを利用した3Dプリント技術と植物由来の環境に優しい水性インクを開発した。同インクは、平らに印刷されると、乾燥する段階であらかじめ設計した立体形状に自己変形する…詳細を見る -
忘れたい記憶だけ消去できる――睡眠中に特定の音で特定の記憶が弱まるという実験結果
ヒトは睡眠時に、脳内で昼間の体験や学習を整理し、情報を記憶として定着させている。ただ、記憶というのは楽しい思い出ばかりではない。ヨーク大学の研究チームは、寝ている人に「音の合図」を聴かせることで、特定の記憶を消去し得ると…詳細を見る -
MITの学生チーム、金属3Dプリンティング用金型鋼材料を開発――Teslaギガファクトリーの金型製造も
MITの学生チームは、3Dプリント可能な新しい金型鋼材料を発表し、ASM Materials Education Foundationが主催する学生向けデザインコンペで3位を獲得した。大型の金型を製造可能で、Teslaが…詳細を見る -
微風でもLEDを光らせる――安価な小型風力発電デバイスを開発
シンガポールの南洋理工大学の研究チームは、微風から電力を生産し蓄電できる安価な装置を開発した。風速2m/sで3Vの電圧が発生し、最大290μWの電力を生成できる。この値は市販のセンサーデバイスを動かすのに十分な大きさで、…詳細を見る -
植物を育てられる土壌構造物を3Dプリントする技術を開発
バージニア大学の研究チームが、植物を育てられる土壌構造物を3Dプリントする技術を開発した。建築設計/建築構造の3Dプリントは、グリーンビルディングへのコミュニティの関心と手頃な価格の住宅に対するニーズによって、新興市場と…詳細を見る