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高速充電可能で高エネルギー密度のリチウムイオン電池用カソードを製造する付加製造技術を開発
米ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)は、次世代リチウム電池製造技術や固体電解質材料の開発に取り組んでいるAmpceraと提携し、3D構造のカソード製造用に、溶剤が不要なレーザー粉末床溶融結合(L-PBF)付加製造…詳細を見る -
木造建築に耐火性を――木材を炎から守る無色透明なコーティング技術を開発
木材に耐火性を付与する無色透明なコーティング技術が、シンガポールの南洋理工大学(NTU)の研究チームによって発明された。欧州委員会の定めるシングルバーニングアイテム試験(SBI)などの防火性に関する工業規格試験において、…詳細を見る -
燃料電池の経年劣化を回復させるだけでなく、初期性能をも向上させる単純な方法
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、再生可能エネルギー利用への鍵となる技術である燃料電池や電解セルの寿命を延ばすのに、システムのpHを変えるという単純な方法が有効であることを発見した。 同研究成果は2…詳細を見る -
1.3メガジュールのエネルギー発生――核融合点火の可能性を確認
アメリカのローレンス・リバモア国立研究所LLNLの研究チームが、世界で初めて連鎖的な核融合を可能にする「点火状態」を実現した2021年8月8日の実験について、プラズマ閉じ込めの装置設計や点火確認の科学的データなどを詳細に…詳細を見る -
タコの吸盤がヒント――3Dプリント技術を使い水中でも掴みやすいグローブを開発
バージニア大学を中心とするアメリカの研究チームは、タコの吸盤に着想を得たグリップグローブを開発した。水中で確実に物をつかむことができ、吸着状態を素早く切り替えることが可能だ。研究成果は『Science Advance』誌…詳細を見る -
シアノバクテリアが二酸化炭素を固定する仕組みの可視化に成功
カナダのサイモン・フレーザー大学の研究チームは、サスカチュワン大学にあるシンクロトロン光源施設「カナダ放射光施設(CLS)」の協力のもと、シアノバクテリア(藍藻)がCO2を固定化する際の複雑な分子構造の可視化に成功した。…詳細を見る -
UCバークレー、安価で製造容易な二酸化炭素固定材料を考案
カリフォルニア大学バークレー校(UCB)を中心とする研究チームが、工場や発電プラントから排出される二酸化炭素を高効率で吸着除去できる、高分子メラミンをベースとした固体多孔質材料を開発した。これまでに提案されてきたCO2固…詳細を見る -
アルツハイマー病を無症状段階で検知する免疫赤外センサー――血液からアミロイドβのミスフォールディングを検出して早期発見
独ルール大学ボーフムは、免疫赤外(immuno-infrared)センサーによってタンパク質バイオマーカーであるアミロイドβのミスフォールディングを血液中から検出し、グリア線維性酸性タンパク質(GFAP)濃度と併用すると…詳細を見る -
マイクロメートルスケールの微細で複雑な形状の部品を高速で再現性よく造形する、氷テンプレートを使用した3Dプリント技術の開発
米カーネギーメロン大学の研究チームが、滑らかな壁面と分岐構造を持つ氷テンプレートを作製できる3Dプリント技術の開発に成功した。氷テンプレートは、最小で50µmほどの微細で複雑な形状を持つ部品を高速で製造するための犠牲テン…詳細を見る -
風力タービンが食べられるグミに——さまざまな製品にリサイクル可能な樹脂を開発
ミシガン州立大学の研究チームは、風力タービンブレードをリサイクルできる新しい複合樹脂材料を開発した。新しいブレードはもちろん、洗面ボウル、車のテールランプやオムツ、さらには食べられるグミの原料にも変換できる。研究結果は、…詳細を見る