タグ:学術
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老眼鏡を不要にする点眼薬「VUITY」がFDAに承認される
老眼の症状を改善する目薬「VUITY」が、2021年10月に米国食品医薬品局(FDA)に承認された。老眼に悩む世界中の人々の生活を変えるかもしれない。 老眼は加齢に伴い近距離のものにピントを合わせづらくなる症状で、…詳細を見る -
生分解性プリンテッドペーパー電池の開発
シンガポールにある南洋理工大学(NTU)の研究チームは、紙のように薄い電池(ペーパー電池)を開発した。電池は生分解性の材料でできており、使用後土に埋めると約1カ月で微生物により完全に分解される。研究成果は、フレキシブルで…詳細を見る -
CERN大型ハドロン衝突型加速器で初めてニュートリノ反応候補を検出
ForwArd Search ExpeRiment(FASER)国際共同実験グループは、スイスのジュネーブ近郊にある欧州合同原子核研究機構(CERN)で、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)が生成するニュートリノ反応候補の…詳細を見る -
16年にわたる二重パルサー連星観測により、一般相対性理論を新たな段階で実証――観測結果と理論が99.99%一致
独マックス・プランク電波天文学研究所が率いる国際研究チームが、16年にわたる二重パルサー連星の観測により、1915年にアインシュタインが発表した一般相対性理論が今でも成立することを示したと発表した。この研究は、2021年…詳細を見る -
物理的に外界から隔離されたコンピューターシステムへの攻撃の可能性を実証――レーザー光でデータを送信
物理的に外界から隔離されたコンピューターシステムへの双方向通信が実証された。この「LaserShark」攻撃により、セキュリティ上、重要なシステムは物理的に隔離されていても光学的な保護が必要であることが示された。この研究…詳細を見る -
約100年前に初めて記述された乱流境界層を完全に数学的定式化――効率的なエンジンの開発や空気抵抗の最小化へ
米カリフォルニア大学サンタバーバラ校とノルウェーのオスロ大学を中心とする数学者のチームが、乱流境界層の完全な説明を発表した。この論文は2021年10月21日付で『Physical Review Research』に掲載さ…詳細を見る -
太陽光と大気からカーボンニュートラルな燃料を生成する技術を開発――燃料精製プラントの最適な立地は砂漠地帯
スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHチューリッヒ)は、太陽光と大気からカーボンニュートラルな輸送燃料を製造できるプロセス技術を開発したと発表した。この研究は、同大学が独サステナビリティ上級研究所(IASS)と共同で行…詳細を見る -
塩つぶサイズでも性能は抜群――メタサーフェス技術を活用した超小型カメラを開発
プリンストン大学とワシントン大学の研究チームは、粗塩の粒サイズの超小型カメラを開発した。幅0.5mmと非常に小さいが、体積が50万倍も大きい従来のカメラレンズに匹敵するほど、鮮明なフルカラー画像が得られる。医療用の超小型…詳細を見る -
スイスの企業がチェルノブイリの大幅な放射能レベルの低減に成功と主張
スイス籍の土壌環境関連企業Exlterraとウクライナ国営機関SSE Ecocentreは、チェルノブイリ原発事故の立入禁止区域において、Exlterraが開発したNSPS(Nucleus Separation Pass…詳細を見る -
反強磁性体を使い、高集積化が可能な高効率熱発電素子を考案
マックスプランク固体化学物理学研究所(MPI CPfS)の研究チームが、オハイオ州立大学およびシンシナティ大学の研究チームと共同で、反強磁性体YbMnBi2における巨大な熱電効果を発見した。従来から提案されている、温度差…詳細を見る