タグ:反強磁性体
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酸化ルテニウムが常磁性金属であることを解明――素粒子「ミュオン」を用いて調査 高エネルギー加速器研究機構ら
高エネルギー加速器研究機構(KEK)は2024年5月20日、茨城大学、東北大学、東京大学、名古屋大学と共同で、酸化ルテニウムが常磁性金属であることを明らかにした。 磁石に引き寄せられる鉄やニッケルなどは「強磁性体」…詳細を見る -
反強磁性体に歪みを加えることで「0」と「1」を制御――不揮発性メモリの記憶速度が従来の強磁性体の100~1000倍に
東京大学を中心とした国際研究チームは、反強磁性体のMn3Snに、一軸性の歪みを加えることで、異常ホール効果の符号が制御可能であることを実証した。「0」と「1」の情報に対応する信号を検出/制御できるという。研究成果は、20…詳細を見る -
電流で反強磁性体の垂直2値状態を制御する技術を開発 東大ら
東京大学大学院理学系研究科の肥後友也特任准教授らは2022年7月21日、理化学研究所、東京大学物性研究所、東京大学先端科学技術研究センター、東京大学物性研究所、Xianzhe Chenと共同で、反強磁性体において、従来の…詳細を見る -
反強磁性体を使い、高集積化が可能な高効率熱発電素子を考案
マックスプランク固体化学物理学研究所(MPI CPfS)の研究チームが、オハイオ州立大学およびシンシナティ大学の研究チームと共同で、反強磁性体YbMnBi2における巨大な熱電効果を発見した。従来から提案されている、温度差…詳細を見る -
反強磁性体をベースに新しい磁気メモリーデバイスを開発――ビッグデータ処理のボトルネック解消に
米ノースウェスタン大学は、2020年2月10日、伊メッシーナ大学と共同で、反強磁性体を基に、増え続ける消費電力、容量、読み書き速度の需要に対応できる可能性がある新しい磁気メモリーデバイスを開発したと発表した。研究成果はオ…詳細を見る -
量子反強磁性体におけるトリプロン準粒子の分散関係がSSH模型を実現 東北大学など
東北大学多元物質科学研究所、東京工業大学理学院、日本原子力研究開発機構J-PARCセンターは2019年5月10日、化学式Ba2CuSi2O6Cl2で表される量子反強磁性体において、トリプロンと呼ばれる磁気準粒子がトポロジ…詳細を見る -
磁気の強さを約70分の1に、非鉄材料のTMR素子で超高集積MRAMの実現へ
東北大学材料科学高等研究所(AIMR)は2018年12月7日、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)のトンネル磁気抵抗(TMR)素子を構成するナノ薄膜磁石の磁気の強さを約70分の1に抑えることに成功したと発表した。磁…詳細を見る