タグ:学術
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重なり合う層の向きを変化させて材料から放出される光の強度と色を制御する新手法――単層だけでなくバルク状でも可能に
積層された薄膜同士の重なる向き(ツイスト角)を変化させることで、材料の光学特性を室温でも調整できる新しい手法が発見された。この研究は、米マサチューセッツ工科大学(MIT)とシンガポールの共同研究機関であるSingapor…詳細を見る -
ビルを巨大な電池に変える――再生可能エネルギーを蓄えるセメントベースのバッテリーを開発
都市全体を再生可能エネルギーの供給源や貯蔵庫として利用するコンセプトは、大きな可能性を秘めている。スウェーデンのチャルマース工科大学の研究チームは、建造物全体を再生可能エネルギーの貯蔵庫として利用できる新しいセメントベー…詳細を見る -
グラフェンと異なる、新たな2Dカーボン構造を発見
ドイツのマールブルク大学とフィンランドのアールト大学の共同研究チームが、厚さがグラフェンと同様に1原子サイズであり、正方形と六角形、八角形のカーボン環から構成される新しいカーボン2Dネットワーク構造を発見した。高分解能走…詳細を見る -
環境に応答して変色するハイドロゲルを開発――カメレオンの皮膚を模倣
中国科学院Ningbo Institute of Materials Technology and Engineering(NIMTE)の研究チームが、カメレオンの皮膚を模倣した化学物質や熱の刺激に応答し変色するハイドロ…詳細を見る -
光をあてるだけで、色や模様が短時間で変わる技術「ChromoUpdate」
MITの研究チームが、光を一瞬あてるだけで物体表面の色と模様を変える技術「ChromoUpdate」を開発した。物体表面にフォトクロミック染料を塗布し、UV光線および可視光線プロジェクターを用いて塗料の光学特性を変化させ…詳細を見る -
マッハ17の航空機の実現へ――デトネーション推進システムの研究結果を発表
米セントラルフロリダ大学(UCF)の研究チームは、少ない燃料でクリーンな宇宙探査を可能にするデトネーション(爆轟)推進システムに関する新しい研究結果を発表した。ジェットエンジン用の極超音速反応チャンバーを作製し、デトネー…詳細を見る -
MITとハーバード大、ブラッシングロボット「RoboWig」を開発――絡まった髪でも上手にブラッシング
絡まったり、うねった髪をブラシでとかすのにはコツがいる。強引にとかすと痛みやダメージの原因となってしまう。自分や他人の髪をとかす時に力を加減するように、MITコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)とハーバード大学…詳細を見る -
普通のスマホを強力な化学分析器に変える技術を開発
スマートフォンに搭載されているカメラは、弱い光を検出したり画像からノイズを除去したりする技術の向上により、個別のデジタルカメラの品質や感度と同等以上と言える。テキサスA&M大学の研究チームは、一般的なスマートフォンのカメ…詳細を見る -
潮流や河川の流れを利用して発電するマンタ型水中カイトシステム――米ARPA-Eから資金約420万ドルを獲得
SRIインターナショナルは、2021年3月18日、米国エネルギー省のエネルギー高等研究計画局(ARPA-E)から、「Submarine Hydrokinetic And Riverine Kilo-megawatt Sy…詳細を見る -
注射器で埋め込める超小型チップを開発――サイバネティック医療を可能に
コロンビア大学の研究チームは、体内に埋め込み完全ワイヤレスで体温モニタリングができる世界最小のチップシステムを開発した。将来的には、体内の温度を測るだけでなく、呼吸機能や血糖値、血圧などの測定ができるようになる可能性があ…詳細を見る