タグ:学術
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街路樹が街灯になる――MITが植物を発光させる技術を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、ナノバイオニクスの手法を用いて発光する植物を開発した。葉に特殊なナノ粒子を埋め込んだクレソンは、4時間にわたり光を放ち続けた。この実験で発したのは弱い光だが、最適化が進め…詳細を見る -
世界最大規模の「模擬宇宙」シミュレーションデータを公開 千葉大ら
千葉大学の石山智明准教授を中心とする国際研究グループは、岩手県の国立天文台水沢キャンパスに設置されているスーパーコンピューター「アテルイII」を用いて、世界最大規模のダークマター構造形成シミュレーションに成功し、100テ…詳細を見る -
プロペラで空を飛び、スケートボードにも乗れる2足歩行ロボット「LEONARDO」
カリフォルニア工科大学の研究チームは、脚に関節、肩にプロペラを備え、歩行と飛行を組み合わせた動きをする2足ロボット「LEONARDO(LEgs ONboARD drOne)」を開発した。歩いたり飛び上がったりするだけでな…詳細を見る -
鉄表面における腐食プロセスを最先端機器で解析――大気中のCO2吸着が重要な役割
ミシガン工科大学MTUの研究チームが、大気や水にさらされる鉄の表面において、どのように錆や腐食が進展するのかを解析する、最先端解析機器を用いた手法を開発した。深刻化している橋梁や下水道など老朽化インフラの損傷を防止し、耐…詳細を見る -
3Dプリント積層技術により、チタン合金とステンレス鋼から高性能な新材料を創製
香港城市大学の研究チームが、3Dプリンティング積層造形技術によって、チタン合金に少量のステンレス鋼を分散させ、これまでには無かった斬新なミクロ組織と機械的性質を持つ新材料を創製する手法を考案した。鉄鋼に比べて約40%と軽…詳細を見る -
救助信号を出して複数台が連結――群ロボットとして機能する多脚ロボットを開発
米ノートルダム大学の研究者らは、群ロボットとしても機能する多脚ロボットを開発した。1台では脚が引っ掛かったりして通過できない凸凹道や段差も、数台が連結することで進むことができる。捜索および救助活動、輸送、宇宙探査、環境モ…詳細を見る -
肌や衣服に貼りつける圧力センサーを開発――パーキンソン病の進行度モニターに応用
オランダのフローニンゲン大学の研究チームは、柔軟なポリマーを炭化したカーボンナノファイバーから、肌への貼り付けや繊維への縫い付けが可能な高感度のセンサーを開発した。このセンサーは人間の皮膚のように圧力を感知し、体の位置や…詳細を見る -
UCSD、リチウム金属電池の性能を改良する積層圧力を発見
リチウム金属電池は、リチウムイオン電池の負極で利用される炭素系材料の代わりにリチウム金属を使用する電池だ。充放電時に電極近傍でリチウム金属が析出してデンドライトと呼ばれる樹枝状結晶が成長しやすく、電池寿命が短いことや、シ…詳細を見る -
ケイ砂の蓄熱を利用――再生可能エネルギーを安価に保存するシステムを開発中
米国立再生可能エネルギー研究所(NREL)の研究チームは、砂を使った熱エネルギーの貯蔵技術「ENDURING(Economic Long-Duration Electricity Storage by Using Low…詳細を見る -
電力不要で海水を淡水化――EU主導で進行中の海水淡水化プロジェクト
欧州委員会が推進する「HORIZON 2020」プロジェクトにおいて、既存の電力網に頼らずに海水淡水化を実現できる、2つの新しいプロセスが検討されている。微生物淡水化細胞(MDC)技術および波力駆動逆浸透膜技術によるもの…詳細を見る