タグ:学術
-
太陽光を使って排水を肥料に変える「人工葉」を開発
ニューサウスウェールズ大学(UNSW)は2024年8月5日、同大学の研究チームが太陽光を利用して廃液中の硝酸を肥料用の硝酸アンモニウムに変換する「人工葉」を開発したと発表した。従来のアンモニアの工業的製法とは異なり、製造…詳細を見る -
27%の効率を超える両面ペロブスカイト太陽電池の構造を提案
インドの国立工科大学とインド工科大学の研究チームが、シミュレーションによりペロブスカイト太陽電池(PSC)を最適化し、前面照明と背面照明の両方で27%を超える電力変換効率を示す構造を提案した。同研究成果は2024年6月4…詳細を見る -
「スピノーダル分解」を利用した金属材料の強化技術を開発――高強度と高延性を両立
韓国の浦項工科大学校(POSTECH)は2024年7月29日、同大学とアメリカのノースウェスタン大学の研究チームが、多種元素が主要元素として混合されている「高または中エントロピー合金(H/MEA)」において、合金成分の組…詳細を見る -
光を99%以上吸収する超黒色材料へと木材を加工する方法を発見
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学は2024年7月30日、同大学の研究チームが、可視光を99%以上吸収する超黒色材料へと木材を加工する方法を発見したと発表した。 通常の黒色塗料は光の約97.5%を吸収するのに対し…詳細を見る -
太陽光と水から水素を製造する高効率光触媒を開発
米オレゴン州立大学は2024年7月25日、同大学の研究チームが太陽光と水から水素を高効率に製造する光触媒を開発したと発表した。同触媒は、自動車の燃料電池やアンモニアを含む多くの化学物質、金属、プラスチックの製造などに使用…詳細を見る -
柔軟性のある電子部品を実用化する、伸縮できるリチウムイオン電池を開発
米ACS Energy Letters誌は2024年7月17日、5000%伸縮できる電解質層を含む、完全に伸縮可能なリチウムイオン電池に関する研究成果の掲載を発表した。論文の筆頭著者は中国の南京郵電大学の研究者だ。この技…詳細を見る -
ポリマーを使って完全にリサイクル可能な全固体電池を実現
電解液ではなく固体電解質を用いる全固体電池は、エネルギー密度や安全性が高いため、従来の電解液を用いるリチウムイオン電池に代わる新しい電池として期待されている。しかし、固体のリチウム電池はリサイクルがより困難であり、環境に…詳細を見る -
宇宙のガンマ線で生じる欠陥を自己修復する特殊なガラスを発見
セントラルフロリダ大学(UCF)は2024年7月25日、同大学の研究チームが、マサチューセッツ工科大学(MIT)を含む研究チームと共同で、特殊なカルコゲナイドガラスの自己修復能力を発見したと発表した。カルコゲナイドガラス…詳細を見る -
アルミニウムと海水とカフェインから水素燃料を生成する手法を考案 MIT
飲料用缶にも使用されているアルミニウムと水を接触させると、水素と熱が発生する。しかし、この反応はアルミニウムが純粋な状態でのみ可能だ。アルミニウムは空気中ですぐに酸化するため、薄いバリアのように表面を酸化アルミニウムが覆…詳細を見る -
高効率の全固体ナトリウム空気電池を開発、酸素透過膜なしでも作動――韓国POSTECH
韓国・浦項工科大学校(POSTECH)の研究チームは2024年5月28日、特別な装置を使うことなくナトリウムと空気を可逆的に利用できる、高エネルギー・高効率の全固体ナトリウム空気電池の開発に成功したと発表した。 充…詳細を見る