タグ:温室効果ガス
-
CO2ネットゼロに向けて――サステナブルな酢酸生成プロセスを開発
ノースウェスタン大学の研究チームが、捕捉した二酸化炭素(CO2)から一酸化炭素(CO)を経由して、選択的に酢酸を製造する手法を考案した。電解還元に用いる従来の触媒では、さまざまな化学品が同時に生成されてしまうため、特定の…詳細を見る -
South Poleと三菱商事の合弁会社がカーボンクレジット市場拡大に向け前進――年間900万トンのCO2を回収する世界最大プロジェクトと契約
スイスのSouth Poleは2023年4月26日、同社が三菱商事と共同で設立したNextGen CDR Facilityが、約20万トンのカーボンクレジットの長期購入契約を締結したと発表した。 カーボンクレジット…詳細を見る -
カーボンニュートラルへの企業の取り組み方とは? 中小企業にも必要? 取り組み事例を紹介
カーボンニュートラルとは? 二酸化炭素(CO2)を排出しないことを脱炭素と言う一方で、カーボンニュートラルは温室効果ガスの影響を削減するために、事業活動によって排出するCO2の量と、植物などにより吸収するCO2の量を同…詳細を見る -
MIT、コンクリートに二酸化炭素を固定化する手法を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、コンクリートの養生の早期段階で炭酸ガス(CO2)を吸収させることで、構造物の機械的信頼性を損なうことなく、セメント製造に伴う温室効果ガス大量排出による環境負荷を軽減する手…詳細を見る -
米国内で「ニッケル・コバルト混合水酸化物」の生産が開始――供給網のリスク低減へ
金属精錬企業の米Nth Cycleは2023年1月31日、ニッケル生産の中間原料となるニッケル・コバルト混合水酸化物(Mixed Hydroxide Precipitate: MHP)の生産を、米国内で初めて開始すると発…詳細を見る -
固体から液体への相変化を利用した、高効率の新しい冷却手法
大雪が降る前に道路に塩をまいておくと、氷が形成される時期が変わる。この基本概念を応用した新しい冷却加熱方法が開発された。米エネルギー省ローレンス・バークレー国立研究所の研究者らが「イオン熱量冷却(ionocaloric …詳細を見る -
ファッションとサステナビリティを両立した、生分解性材料のサンダルが登場
ファッション業界は、石油・ガス業界に次いで2番目に環境汚染度が高く、年間12億トンの温室効果ガスを排出している。その原因の1つは、製造業者や小売業者が排出する、年間1300万トンの繊維廃棄物だ。 この現状に対して、…詳細を見る -
原子炉の効果的な安全確認に――MIT、熱や放射線による原子炉の損傷を評価する新手法を開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)を中心とする研究チームが、原子力発電所の定期検査に必要な稼働停止期間よりも短期間で、原子炉構造部材の熱や放射線による劣化状態について検知できる、低コストで簡便な検査方法を考案した。原子…詳細を見る -
数千年の寿命の秘密――MIT、ローマンコンクリートが持つ「自己修復性」を解明
MITを中心とする研究チームが、ローマ時代のコンクリート構造が数千年に渡る耐久性を維持しているメカニズムについて解析し、コンクリート中に分散する「ライムクラスト」の存在が主要な役割を果たしていることを明らかにした。この知…詳細を見る -
グラフェンなどのさまざまな炭素材料をCO2から生産する方法を開発
ドイツのカールスルーエ工科大学(KIT)の研究チームが、温室効果ガスである大気のCO2からグラファイトやカーボンブラック、グラフェンなどのさまざまな炭素材料を生産する方法を開発した。 気候変動に関する政府間パネル(…詳細を見る