タグ:温室効果ガス
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低濃度の亜酸化窒素とメタンを1リアクターで分解する技術を開発――紫外線技術を応用 ウシオ
ウシオ電機は2022年9月26日、温室効果ガスの亜酸化窒素(N2O)ガスとメタン(CH4)ガスを、低濃度でも紫外線技術を用いて1リアクターで分解する技術を開発したと発表した。 N2OとCH4ガスは地球温暖化係数がそ…詳細を見る -
UCバークレー、安価で製造容易な二酸化炭素固定材料を考案
カリフォルニア大学バークレー校(UCB)を中心とする研究チームが、工場や発電プラントから排出される二酸化炭素を高効率で吸着除去できる、高分子メラミンをベースとした固体多孔質材料を開発した。これまでに提案されてきたCO2固…詳細を見る -
二酸化炭素分離膜における長年の課題を克服――既存の安価な分離膜表面を化学修飾により選択性を150倍に
ノルウェーのSINTEF Industryと米ノースカロライナ州立大学の研究チームが、発電所からの排気ガスなどの混合ガスから、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)を高効率に除去できる新しい分離膜技術を開発した。本研究成…詳細を見る -
ゼロカーボンエネルギーの研究をリードする卓越拠点となる組織を設立 オックスフォード大
オックスフォード大学発のゼロカーボンエネルギー研究所(Zero-carbon Energy Research Oxford:ZERO)が、分野の垣根を取り払い、世界トップの研究者と外部組織の英知を結集し、ゼロカーボンエネ…詳細を見る -
鉄筋コンクリート構造体の腐食予測に必要な新たなアプローチを提案
スイスとアメリカ、カナダ、ノルウェーの研究者グループが、鉄筋コンクリート構造における腐食損傷を予測する理論において、従来の臨界塩化物イオン濃度だけに頼らない新しいアプローチの必要性を提唱している。多孔性のコンクリートの特…詳細を見る -
温室効果ガス削減に貢献するリチウムイオン電池向け正極材製法を開発 日立金属
日立金属は2022年5月19日、リチウムイオン電池(LIB)の正極材を製造する際、材料のコバルト(Co)使用量を削減しても、LIBの長寿命化と高容量化を両立できる技術を開発したと発表した。これによって、Co原料由来の温室…詳細を見る -
原料は石油の残りかす――MIT、炭素繊維を安価に作製する手法を開発
温室効果ガスの排出抑制やEVの航続距離向上など、自動車の効率化追求のためには、車体に使用される材料はより軽量で高強度のものが必要だ。炭素繊維は軽量かつ高強度の材料だが、製造コストが高いため、高級スポーツカーなど狭い範囲に…詳細を見る -
細菌を利用して二酸化炭素を産業用化学物質に変える――化石燃料依存から炭素循環社会へ
細菌は自然科学が発展する前から人間に化学反応の恩恵をもたらしてきた存在だ。牛乳の乳糖からヨーグルト、穀物の糖分から酒を作ってきた。そしてこのほど、米LanzaTechとNorthwestern大学の研究チームが、二酸化炭…詳細を見る -
合成ガスかエチレンか――二酸化炭素とエタンの反応を制御する触媒を開発
二酸化炭素(CO2)とエタン(C2H6)を反応させると、反応経路の違いにより合成ガス(水素と一酸化炭素が主成分)やエチレン(C2H4)など異なる化合物が生成する。温室効果ガスであるCO2と天然ガス中に含まれる炭化水素であ…詳細を見る -
米陸軍、2050年までに全軍用車両をEV化――ネットゼロ達成を目指す
アメリカ陸軍は2022年2月、世界的な気候変動に対処するため、軍用車両の電動化や太陽光発電の導入などを盛り込んだ気候戦略を明らかにした。2030年までに温室効果ガスの排出量を2005年比で50%削減し、2050年までにネ…詳細を見る