アーカイブ:2016年 10月
-
シリコン・トランジスタに比べ1.9倍の電流特性を示すカーボン・ナノチューブトランジスタ
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームは、溶液プロセスを用いて1インチ四方の基板上にカーボン・ナノチューブ(CNT)配列を堆積させたCNTトランジスタの試作に成功した。最先端のシリコン・トランジスタを凌駕する電流特性…詳細を見る -
日本の人材ミスマッチは世界最悪レベル——ヘイズが人材の需給効率を評価・分析
ヘイズ・ジャパンは2016年10月21日、世界33カ国の労働市場おける人材の需給効率を評価・分析した調査研究「グローバル・スキル・インデックス」を発表した。同調査の結果、企業が求めているスキルと実際に求職者が持っているス…詳細を見る -
ユニチカ、導電グレードの熱可塑性ポリエステル樹脂積層板「ユニレートCV」を発表
ユニチカは2016年10月20日、同社が展開する熱可塑性ポリエステル樹脂積層板「UNILATE/ユニレート」の新銘柄として、導電グレードの熱可塑性ポリエステル樹脂積層板「ユニレートCV」を発表した。 ユニレートは、…詳細を見る -
積水化学、モバイル端末の狭額縁化・薄型化に対応したテープのラインナップ強化
積水化学工業は、モバイル端末の狭額縁化・薄型化ニーズに対応した業用両面テープのラインナップを強化すると発表した。主にプラスチックスを原料としたテープなどの開発・拡販を手がける同社の高機能プラスチックスカンパニーの製品で、…詳細を見る -
太陽電池と液体電池を直結——太陽光で電池を即時充電可能に
ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが、太陽光発電で得た電力を液体電池の電解液に直接送ることで即座に充電する装置を開発した。大容量のエネルギー貯蔵とコスト削減が見込まれるため、大規模な電力グリッドへの活用が期待され…詳細を見る -
キャノン、InPイマージョン回折素子を開発 高い回折効率、分光器を小型化
キャノンは2016年10月18日、InP(リン化インジウム)のイマージョン回折素子の開発に成功したと発表した。世界初という。 イマージョン回折素子は階段状の分光素子だが、1~20μmの赤外波長を透過する材料は半導体…詳細を見る -
ナノテクノロジーを活用した高電気容量で環境にも優しい酸電池型発電システム
MTエネルギー&ソリューションズは2016年10月18日、ベルギーのカーボンナノチューブ製造会社Nanocyl SA、およびナノベルと共同で、マグネシウム電極に特化した新電極技術、および薄膜カーボンナノチューブ空気電極を…詳細を見る -
理研らがミミズの筋肉で小型ポンプを開発、電力不要ポンプの実現に道
理化学研究所(理研)は2016年10月17日、理研生命システム研究センター集積バイオデバイス研究ユニットの田中陽ユニットリーダーと東京電機大学の釜道紀浩准教授らの研究グループが、ミミズの筋肉組織を利用した小型ポンプを開発…詳細を見る -
車載用リチウムイオン電池世界市場、2020には約5倍に拡大——矢野研調査
矢野経済研究所(矢野研)は2016年10月17日、車載用リチウムイオン電池(LiB)世界市場についての調査結果を発表した。さらに同調査結果を基に、2015年は3万MWh程度だった車載用LiB世界市場が、2020年には1…詳細を見る -
汚水処理で発生した水素で走る燃料電池自動車「Mirai」
トヨタのFCV(燃料電池車)「Mirai」が、下水汚泥から生成した水素を燃料にしていると伝え、話題になっている。これは福岡市が進める「水素リーダー都市プロジェクト」の一環として同市がMiraiを公用車として採用し、同市の…詳細を見る