アーカイブ:2018年 4月
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石英ガラスよりも優れた特性を示す金属有機ガラス「ZIF-62」を発明
ペンシルベニア州立大学材料工学科のJohn C Mauro教授らの研究グループが、金属と有機化合物をベースとした全く新しいガラスを開発したことを発表した。この研究成果は『Science Advances』に論文「A m…詳細を見る -
OIST、モルディブで波のエネルギーを利用した波力発電プロジェクトを始動
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年4月5日、モルディブ共和国環境エネルギー省 (MEE)および公共建物株式会社と、モルディブにおける波力発電プロジェクト着手に向けた覚書を取り交わしたと発表した。持続可能なエネ…詳細を見る -
世界初、機械的強度を向上させた各種複合樹脂の産業的な供給が可能に――セルロースナノファイバーと数々の熱可塑性樹脂を複合化
GSアライアンスは2018年4月5日、セルロースナノファイバー(CNF)、ナノセルロースを各種熱可塑性樹脂に混合した複合体マスターバッチを作り、引張強度などの機械的強度を向上させた複合樹脂を供給できる体制を整えたと発表し…詳細を見る -
磁性絶縁体を用いて、グラフェンの電子スピンの向きを制御する新技術を開発――スピントランジスタの実現に向け前進
量子科学技術研究開発機構、物質・材料研究機構(NIMS)、筑波大学、慶應義塾大学らの研究グループは2018年4月4日、グラフェン回路を用いたスピントランジスタの実現に不可欠な、電子スピンの向きを制御する新技術を開発したと…詳細を見る -
MIT、装用することで薬を点眼できるコンタクトレンズを開発
米マサチューセッツ工科大学で行われたスローン健康管理発明賞(Sloan Healthcare Innovations Prize)コンペティションで、2018年の大賞に輝いたコンタクトレンズが注目を集めている。 大…詳細を見る -
次世代超高速DRAMの量産試験が可能なテスト・システム「T5503HS2」を発表 アドバンテスト
アドバンテストは2018年4月4日、次世代超高速DRAMを試験可能なテスト・システム「T5503HS2」を発表した。初出荷は2018年4〜6月期の予定だ。 拡大するメモリー需要に応えるため、半導体メーカ各社では、D…詳細を見る -
高温でも丈夫、加工や溶接にも適したバナジウム合金を開発 核融合科学研
核融合科学研究所は2018年4月3日、バナジウム合金を高純度化することにより、高温での強度を維持したまま、加工時に割れたり、溶接後に割れやすくなるという性質を克服することに成功したと発表した。様々な合金への応用も期待でき…詳細を見る -
繊維状ウイルスでできた熱伝導フィルムを開発――新しい熱輸送機構解明に期待 東工大
東京工業大学は2018年4月4日、無毒でひも状の構造をもつウイルス(繊維状ウイルス)を集合化させて構築したフィルムが熱伝導材として機能することを発見したと発表した。科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業さきが…詳細を見る -
エンジニア不足が続く英国、エンジニア確保を目的とした研修制度を導入も利用者数は前年割れ
イギリス下院が2018年1月25日、イングランドにおけるエンジニアリングの研修制度についての統計を発表した。この研修制度は「アプレンティシップ(Apprenticeship)」と呼ばれるもので、日本でいうインターンシップ…詳細を見る -
自動運転・自動制御に適した慣性計測ユニット「M-G370」「M-G365」、エプソンがサンプル出荷
セイコーエプソンは2018年4月3日、6軸センサーの慣性計測ユニット(IMU)として、新たに最上位モデルの「M-G370」とスタンダードモデルの「M-G365」を開発し、サンプル出荷を開始したと発表した。量産開始は201…詳細を見る